森高千里、水着「絶対やりたくない」拒否の想いを楽曲で示す

森高千里
歌手の森高千里が21日放送のフジテレビ系『Love music』のなかで、水着グラビアを断固拒否し、楽曲「はだかにはならない」の歌詞を書き上げたエピソードを明かした。
この日の放送では、デビュー30周年を迎えた森高をゲストにアンジャッシュ渡部建とのトークをおこなった。
森高はデビュー当時、歌手の一方で、女優や番組アシスタントなどの仕事もこなしていたが、歌手活動一本でやっていきたいと思うきっかけがあったという。
初めてライブハウスで歌った際、満員の観客に目を奪われたという森高。「私のことを知ってくれて、観に来てくれて、応援しに来てくれたんだろうなって、それがまずびっくりしたのと同時に嬉しくて」と感激したことを振り返った。
その経験を経て、次のライブが待ち遠しいという感覚を初めて得たと話す森高は、事務所に「歌一本でやりたいですっていうのを言ったんですよね」とアーティストとしての活動を本格化させていったようだ。
さらに、森高は自身が歌う楽曲のほとんどの歌詞を手掛けている。そのなかで、1989年にリリースされたアルバム『非実力派宣言』に収録されている「はだかにはならない」の歌詞を書き上げたエピソードを明かした。
事務所サイドは、アイドルではなく、あくまでアーティストとして売り出す考えがあったとしつつ、森高は「グラビアというか、写真誌のこういうのがあるんですけどっていうお話をすごくいっぱいいただいて」とのニーズがあったことを明かした。
ただ、森高は「そういうのやりたくなかったんですね。やりたくないんです、とにかく」と写真誌の仕事に抵抗があったという。
そのため、「特に水着とかは。絶対やりたくない」と受け入れることを断固拒否した森高。それを踏まえて、『はだかにはならない』の歌詞を書けば水着グラビアなどの仕事をしなくても良いだろうとの狙いがあったことを懐かしそうに振り返っていた。
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