ジョニデ、ポール・マッカートニー“パイカリ”出演を携帯で依頼

　ポール・マッカートニーの米映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』（７月１日公開）出演は、主演の米俳優ジョニー・デップにより携帯メールで依頼されたそうだ。同作の製作陣は当初、以前にも登場したローリング・ストーンズのキース・リチャーズ（Gt）に出演を依頼しようとしていたものの実現に至らなかった経緯があったという。スタッフは、ポールが出演してくれると聞いた時には大喜びだったようだ。

　監督の１人であるエスペン・サンドベリ氏は「（キースが出演できず）違うロッカーが必要になって、僕らのリストの１番はポール・マッカートニーだったんだ。そしたらジョニーが『彼の電話番号持ってるけど』って言ったんだよ」とジョニーがプライベートでもポールと親交があることを明かした。

　そして「それでジョニーが携帯メールを送りだしたんだ。しばらくやりとりしてポールが承諾してくれたんだよ。だから僕らは有頂天だったね」とその当時の様子を振り返る。

　シリーズ第５弾となるこの新作にポールが出演することは、昨年３月に明らかになっていた。

　また、今作は2011年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』から登場していなかった英俳優のオーランド・ブルームが、ウィリアム・ターナー役で復帰することでも話題になっている。