ライブレポート
井上陽水、福島からツアー開始 紀行番組で訪れた思い出を語る
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井上陽水
井上陽水のコンサートツアー『井上陽水 コンサート2017 "Good Luck!"』が8日、福島・いわき芸術文化交流館アリオス 大ホールを皮切りにスタートした。往年のヒット曲から、紀行番組の主題歌までバラエティ溢れる選曲で観客を魅了した。陽水は、紀行番組で訪れた福島の思い出などを語った。
名曲の数々を、日本のトップミュージシャンを従えて聴くことができる井上陽水のコンサートは全国どこの会場も盛況の様子。今ツアーでは6月25日の山口・周南市文化会館まで22公演をおこなう予定。今回のツアーも初日の公演から万雷の拍手で迎えられた。
「この頃、妙だ」「青空、ひとりきり」「ワインレッドの心」など、前半部分はここ数年とは異なるナンバーが中心となる構成でコンサートは幕をあけた。
この中で陽水は「今年、安全地帯はデビュー35周年らしいので」と語り、安全地帯に歌詞提供した「ワインレッドの心」を“ボサノヴァテイスト”のアレンジで披露。原曲とは違った魅力の歌唱をみせた。
また、NHKの紀行・バラエティ番組『ブラタモリ』でオープニング曲とエンディング曲の「女神」「瞬き」では、同番組の福島編の思い出を語りながら披露。地元いわきのファンからは一段と大きな歓声が上がった。
後半では「リバーサイド ホテル」「氷の世界」など、往年のヒット曲が惜しみもなく披露され、大きな盛りあがりを見せた。
アンコールでは2月に最新デジタルリマスター音源でシングルとして再リリースされ、注目を集めている「夢の中へ」を演奏。さらに「アジアの純真」で会場は総立ちとなりこの日最高の一体感を演出した。
最後は井上陽水、玉置浩二によって作られた「夏の終りのハーモニー」を唯一無二の歌声で歌い上げた。コンサートは幕を閉じた。


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