ブンブン中野雅之「川島も満足していると思う」ベスト完成を報告
BOOM BOOM SATELLITES「19972016」
活動休止中のブンブンサテライツ(BOOM BOOM SATELLITES)が、ベストアルバム『19972016』(読み:イチキュウキュウナナニゼロイチロク)を3月1日に発売する。メンバーの川島道行さん(Vo、Gt)が2016年10月9日、脳腫瘍のため逝去。その前の2016年5月に活動休止が発表されていた。メンバーの中野雅之(Ba、Pg)は「川島も仕上がりに満足してくれていると思います!」と、その仕上がりに自信を覗かせた。
中野は自身のツイッターアカウントで、23日に「BOOM BOOM SATELLITESのベストアルバム『19972016』が遂に完成しました。とてもタフな作業でしたが所謂ベスト盤とは違う音楽性溢れる作品になったと思います。長く大切にしてもらえる事を祈っています。そして多分、川島も仕上がりに満足してくれていると思います!」とツイート。
ツイート直後には1000を超える“いいね”のリアクションを受けた。さらにファンからはこのベストアルバムに対する、期待と歓喜のコメントが多数寄せられている。
かねてから中野のツイッターでは、「このバンドが何処から生まれて、何処に向かおうとしていたのか、深く感じ取れる作品になると思います。楽しみに待っていてください」や、「僕は集大成となるリマスターに勤しんでいます。若い頃の初々しい恐れを知らぬ歌声も晩年声を出すこと自体に苦心していたそれも、生々しい生き様がマスターデータから感じとれます」といった作業経過が報告されており、今回のツイートは、ファンにとって待望の通知となった。
この作品は、デビュー20周年となるブンブンサテライツにとって節目の年に、中野雅之自らが編集、ミックス、マスタリングを施したオールタイムベストアルバム。ベストアルバムながら、全く新しい作品に生まれ変わった楽曲が収録されるなど、オリジナル作品といっても過言ではない内容に仕上がっている。
タイトルはブンブンサテライツの活動年数の『19972016』。初回盤、通常盤の2バージョン、3形態での発売が併せて告知された。
初回盤には1997年から2016年までの、19年間のオールタイムベストが4枚組に収録されたものに加え、活動期間に出演してきた各年代の『FUJI ROCK FESTIVAL』、『SUMMER SONIC』、『RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO』、『VIVALA ROCK』、『SWEET LOVE SHOWER』、『RADIO CRAZY』などの日本を代表するロックフェスの映像と、自身のワンマンツアーが収録されたライブドキュメントが付帯される。
バックステージの様子や、ブンブンサテライツ最後のステージとなった2015年の『WILD BUNCH FEST』をはじめ、これまで商品化されていない貴重映像をパッケージ化した、5枚組となる。




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