ブンブン、ラストライブに作品を手掛けたクリエイター陣が参加
BOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)が6月18日に、東京・新木場STUDIO COASTでラストライブ『FRONT CHAPTER-FINAL SESION-LAY YOUR HANDS ON ME Special Live』を開催する。15日には、そのステージ演出に参加するクリエイターが発表された。彼らのラスト曲、「LAY YOUR HANDS ON ME」のMVを手掛けた関和亮氏や、バンドとゆかりのあるクリエイター達が演出を担当。中野雅之(Ba)は「最高の夜になる」とコメントしている。
BOOM BOOM SATELLITESは、川島道行(Vo、Gt)と中野雅之(Ba)からなるロックユニット。1990年に結成し、1997年にベルギーのレコード会社からデビューした。その後は、世界の大型フェスに出演するなど世界的に活躍している。しかし、2016年10月に脳腫瘍のため川島が逝去。
そんな中で、中野はラストライブとして『FRONT CHAPTER-FINAL SESION-LAY YOUR HANDS ON ME Special Live』の開催を決定。川島が他界した今、どのようにライブを展開するのか? と注目が集まっていたが、今回ステージ演出に参加するクリエイター陣を発表。
クリエイターには、OK GO、Perfumeらなど数々のMVを制作し、ブンブン最後の楽曲となった「LAY YOUR HANDS ON ME」のMVを手掛けた関和亮氏をはじめ、2012年のTokyo Station Visionのプロジェクションマッピングや「KICK IT OUT」「EASY ACTION」など、ブンブンの代表曲のMVを担当した長添雅嗣氏、晩年の川島道行のドキュメント映像を録り続け「BROKEN MIRROR」「NINE」に加え、川島が最後に出演したMV「STARS AND CLOUDS」を撮影した柿本ケンサク氏、そして「ONLY BLOOD」のMVや『EMBRACE TOUR』武道館公演の映像を手掛けた山本太陽氏が演出を担当する。
中野は今回のライブを自身のTwitterで、「バンドが長年にわたり大変お世話になりました。そしてまた今週末、最高の夜になる事でしょう。ヤバイですよ」と自信を見せている。
なお、同公演のチケットはすでにソールドアウトしているが、公演の模様を全国7都市の映画館でライブビューイングとして生配信する。