小室哲哉、妻KEIKOにglobe時代の映像を見せても「かなり客観的」
音楽プロデューサーの小室哲哉が16日放送の日本テレビ系『アナザースカイ』に出演。約30年前に初めて渡った思い出のロンドンの地から、2011年にくも膜下出血で倒れ、現在療養中の妻でglobeのボーカル・KEIKOへの思いを語った。
番組では1990年代を席巻した小室を、安室奈美恵、TRF、globeなど数々のミュージシャンのプロデュースを手掛けた「伝説のヒットメイカー」として紹介。小室は多忙を極めた当時を「週刊誌を編集してる気分。毎週締め切りがあって。年間シングルで90曲くらい作っていた」と思い返した。
その小室は30年前に初めて渡ったロンドンでロケを実施。約1年間、ロンドンに居住して音楽のプロデュースの勉強をした場所とのことで、当時を振り返りながら懐かしげにストリートを歩いた。
そのロケの中で、妻・KEIKOについて語った。
「妻のKEIKOが病気になったのが、今年で6年目になるんですけど、その前にロンドンに旅行に来てるんですね。2人でデートをしたんですけど」とKEIKOが病気で倒れる前にロンドンを訪れていたことを明かした。
「安いものを買ったりとか、身に付けたりとかね。色んな事して、それが最後の思い出なんで」と話した小室は、「その時のKEIKOは、もうやっぱり脳の病気なんで、もう絶対に蘇らない」とサングラス越しにしみじみと言葉をつないだ。
司会の今田耕司から、KEIKOの記憶にロンドンでの事は残っているのか尋ねられた小室は穏やかな口調で、「すごく覚えていることと、ちょっと…っていう」と返答。
体調については、「全然普通なんですけどね、身体は元気、明るい。すごく明るい」と返し、「大変ですけどね。ずっと元気な人ってこっちもずっと元気じゃないといけない」と語った。
ただ、「すぐ忘れてくれるというか、ちょっとキツく言っても。『さっき静かにしなさい』と言われたことは忘れてくれる」とも話した。
小室は13日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』の中で、KEIKOは5分前、10分前、1時間前の記憶を一番忘れるとの話をしていた。
今田はglobe全盛だった頃の映像を一緒に見るのか尋ねる。「(KEIKOは)覚えてるんですけど」と切り出した小室は、「『こういうのあったよね』『頑張ってるね』」と感想を述べるといい、「かなり客観的ですね」とKEIKOの様子を伝えた。
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