「それが大事」で大ブレイクした元・大事MANブラザーズバンドのキーボード・吉田理恵が1日放送のテレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』に出演。160万枚を超える大ヒットを記録した当時のギャラを包み隠さず告白した。

 1991年にリリースした楽曲「それが大事」が160万枚を超える大ヒットを記録し、時の人となった大事MANブラザーズバンド。ただ、その後はヒット曲に恵まれることはなく、1996年に解散している。

 バンドのキーボードを担当していた吉田は、大ブレイク当時のギャラについて尋ねられ、ネプチューンの名倉潤らMC陣の要望に応える形で告白。「一応、給料制…」とのことで、「解散後に自分が独立して、ミュージシャンをやり始めた時に、『ミュージシャンってこんなにもらえるんだ』って初めて思った」と“夢の印税生活”とはかけ離れた状況だったことを明かした。

 具体的な収入を聞かれた吉田は「ぶっちゃけて良いのかな」と困惑の表情を作りながらも、「本当に30何万(円)でしたね」と回答。楽器などの経費類も自身で支払っていたことを明かすと、スタジオは驚きに包まれていた。

 “大事MAN”は「それが大事」以降、ヒット曲に恵まれなかったこともあり、吉田は「よく『一発屋』っていうのはネットとかに出るんですけど、大変なんですよね、売れ続けるのって」と神妙な面持ちでコメント。ただ、現在、社長業をおこなっている吉田は、その知名度を有効に活用しているという。

 吉田は「『一発屋』って言われてもそんなに屈辱ではなくて、逆に一発でも売れたおかげで今やってる仕事もツカミが違う」と、商談などの際には、一緒に出向いた人にそれとなく相手方に伝える工夫をおこなっていると語った。

 自身が持っているという“絶対音感”を生かして、音のセンサーを作る事業に取り組んでいることを明かした吉田。番組の中で、現在特許出願中の「ごっくんチェッカー」という製品を紹介するなど、女社長としてのたくましい生き様を披露していた。

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