ラッド野田「この歌は彼女の声で歌われるべき」さユりに楽曲提供
さユり
シンガーソングライターのさユりが12月7日に「フラレガイガール」をリリースする。発売に先立ち、11月22日より12月5日まで、全国の主要CDショップで先行試聴が開始される。同曲はロックバンド、RADWIMPSの野田洋次郎(Vo、Gt)が楽曲提供、そしてプロデュ―スを手掛けた。さユりの音源を聴き、同曲を提供したという野田は「この歌は彼女の声で歌われるべき歌でした」と語り、さユりの歌声を称賛している。
「フラレガイガール」の先行試聴は、22日から来月5日まで全国主要CDショップでおこなわれる。「フラレガイガール」とカップリング曲である「アノニマス」の2曲のショート・バージョンが試聴可能。
野田は「フラレガイガール」について以下のように語っている。
ーー僕の中に突如「フラレガイガール」という少女が立ち上がり、物語が進んでいったのはもうだいぶ前のことになります。曲は完成し、歌詞も出来てしまったけど肝心の歌い手は僕ではない。それ以来、この不思議な少女は誰なんだろう、この歌を歌っているのはどんな人なんだろうと、まるで夢の中で素敵な映画を観たあとに「そう言えばあの主人公の少女は一体誰だったんだろう」と後から追いかけるような奇妙な時間がはじまりました。時間軸がバラバラになった物語の断片を紡ぐような感覚です。
そこからしばらくの間、この歌を歌ってくれる、この歌の“持ち主”を探しました。そして、ふとあるCDを思い出し聴き直したのです。たまたま隣のレコーディングスタジオにいたさユり氏から頂いたCDでした。「やっと見つけた、この人だ」彼女がこの歌の言葉を追って歌った時、ぼんやりと輪郭だけ見えていた『フラレガイガール』が100パーセントそこに現れました。この歌は彼女の声で歌われるべき歌でした。心から感謝しています。不器用でいながら、とても振れ幅のある彼女の歌。これから先も彼女の色んな歌を楽しみにしていますーー
先行試聴企画がおこなわれる店舗などの詳細は、さユりの公式サイトで確認できる。なお、「フラレガイガール」のミュージックビデオが11月末に公開される予定。
◆さユりとは 人と違う感性・価値観に、優越感と同じくらいのコンプレックスを抱く“酸欠世代”の象徴=「酸欠少女」として、アコギをかき鳴らしながら歌う、20歳の2.5次元パラレルシンガーソングライター。さユりは3人に分裂し生息しており、それぞれの活動領域は2次元・3次元とパラレルである。「ミカヅキ」で2015年8月にメジャーデビュー。フジテレビ系アニメの『僕だけがいない街』エンディングテーマに採用された2ndシングル「それは小さな光のような」を2016年2月にリリース。オリコンデイリー7位、iTunesトップシングル総合チャート最高3位を獲得。6月には配信限定EP「るーららるーらーるららるーらー」をリリースし、iTunesトップアルバム総合チャート1位を獲得している。





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