27時間テレビに電話生出演したベッキー

ベッキー

 タレントで歌手のベッキー(32)が隔週でレギュラー出演する、JFN系FMラジオ番組『ミッドナイト・ダイバーシティー ~正気のSaturday Night~』が5日深夜、生放送され、『キングオブコント2016』で優勝した、お笑いコンビのライスがサプライズでゲスト出演した。

 オアシズやダイノジ、ヤマサキ セイヤ(キュウソネコカミ)が隔週でレギュラーDJを務める同番組。第1週目はベッキーが担当している。10月に放送が始まり、この日がベッキーにとって2回目の出演。リスナーからの相談や質問などに気軽に応えた。

 番組の前半では、先日出演したフジテレビ系『ワイドナショー』について語った。出演への反響が大きかったことや以前から出たかったことなどのエピソードを語るなか、突如、BGMが鳴り、ライスが乱入。彼らの出演を聞かされていなかったベッキーは寝耳に水。

 「うそー!」と驚くベッキーに、ライスは興奮気味に「覚えていますか! ぬけぬけと! こっちのほうが出たかったわ!」「あなたのせいで1分しか出れなかった! ネタもカットだよ」と物申した。

 ライスは、ベッキーが出演した同じ放送回に『ワイドナショー』に出演。出演時間はもともと短かったようだが、それでも自己紹介やネタをおこなう予定だったという。しかし、ベッキーのトークが長引いてネタはカット。出演時間は1分に削らされ、ネタ衣装を着たまま自己紹介のみで終わる、彼らにとっては“爪跡”を残せない苦い出演となった。それに対する“抗議”を直接言いに来たのだという。

 ベッキーに会うなり思いの丈を述べ、更にはライスの鉄板ネタである「勘弁してくれー」も。しかし、ベッキーは「なんですかそれ」とキツい一言を放ち、“返り討ち”にした。

 語気を強めたやりとりだが、これらは当然、互いに親しみを込めてのもの。

 ベッキーの母親は、予選会や準決勝を観覧してレポートに纏めるほどの『キングオブコント』の大ファンで、今年はライスに注目し「ライス面白よ」とベッキーに伝えていたようだ。そうしたエピソードを聞かされたライスはトーンダウン。「そう言われちゃうと…」とタジタジだった。

 『ワイドナショー』では、ベッキーに“もっていかれた”ライスだが、優勝以降は大忙しのようだ。しかし、「キングオブコント」が今年初めてのテレビ出演だった彼らにとっては、突然戦前に放りだされたような心境のようで「四苦八苦。大変。急にテレビで活躍するモンスターと戦うので…」という悩みも。その助けをベッキーに求め「ベッキーさんに(コンビとして)入って欲しい。トリオで」と提案するもやんわりと拒まれた。

 それでも最後は「爪跡を残したい。ラジオもしたい」と今後の活躍に意気込みを示し、曲をリクエストしてスタジオを後にした。ライスのこの日の出演時間はおおよそ15分。『ワイドナショー』で削られた時間はしっかりと取り戻せたようだ。

 同番組は、一部地域を除いて2時間の生放送。ベッキーはこの日『ワイドナショー』のほか、『GirlsAward 2016 AUTUMN/WINTER』、ハロウィーンフェス『HALLOWEEN PARTY 2016』に出演した際の裏話や心境なども語った。

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