アーティストブック『Guitar Magazine Special Artist Series フジファブリック 山内総一郎』

アーティストブック『Guitar Magazine Special Artist Series フジファブリック 山内総一郎』

 フジファブリックの山内総一郎(Vo、Gt)の初のアーティストブック『Guitar Magazine Special Artist Series フジファブリック 山内総一郎』が、12月8日発売される。また、11月末にフェンダー社から発売される予定の山内シグネイチャーモデルのギター価格や詳細が同誌に掲載される。

 世界で最も有名なギター・メーカーであるフェンダー社とエンドースメント契約を結び、名実ともに日本を代表するギタリストとなったフジファブリックの山内総一郎が、初のアーティストブックを発売する。

 幼少期から現在までを赤裸々に語ったロング・インタビューを始め、メイン・ギターであるストラトキャスターを中心とした機材コレクションの紹介、シグネイチャー・モデルの全貌、山内が強く影響を受けた30枚のアルバム、幅広い関連ミュージシャン、著名人からのコメント、代表曲「夜明けのBEAT」を本人自らレクチャーした奏法分析など、ギタリスト山内総一郎のすべてが詰まった濃厚な1冊に仕上がっているという。

 さらに、フェンダー社から販売されるシグネイチャーモデルのギターの詳細も公開された。「SOUICHIRO YAMAUCHI STRATOCASTERR」と名付けられたギターは、自ら工場に行って直接要望を伝えるなど1年以上にわたり試行錯誤を繰り返し完成。

 本人の実機から引用された鮮やかなレッド。ネックプレートに刻まれたフジファブリックのロゴは、ルック、サウンド共に山内総一郎が完全監修した証。価格は13万2000円(税抜き)。発売は11月末予定。全国フェンダーディーラーにて取扱い開始となる。

 またフジファブリックは、11月16日にニューシングル「SUPER!!」をリリース。来年1月からの全国ツアーも決定している。タイトル「SUPER!!」の"最高"、"凄い"という意味の通り、聴くだけで気持ちが高揚する曲となっているという。

◇フジファブリックとは 2000年、志村正彦(Vo、Gt)を中心に結成、2004年メジャーデビュー。「銀河」、「若者のすべて」などの代表曲を送り出し、叙情性と普遍性と変態性が見事に一体化した独特の魅力で評価を得る。2009年末、志村が急逝。遺された新曲をメンバー3人が完成させる形でリリースしたアルバム『MUSIC』より、「夜明けのBEAT」が『モテキ』TVドラマ版(2010年)主題歌、映画版(2011年)オープニングテーマとして連続起用。2011年夏、山内総一郎(Vo、Gt)、金澤ダイスケ(Key)、加藤慎一(Ba)の3人体制で新たに始動、アルバム『STAR』を9月リリース。2012年5月、新体制初のシングル「徒然モノクローム/流線形」リリース。その後もコンスタントにリリースとツアーを積み重ね、2014年4月にはデビュー10周年の節目を迎え、9月に集大成となるアルバム『LIFE』をリリース。11月には初の日本武道館単独公演を行った。昨年はコンセプトミニアルバム『BOYS』と『GIRLS』を、今年の5月には2年振りのシングル「ポラリス」をリリースした。

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