高嶋ちさ子、心療内科で「怒りの数値が高い」と診断
バイオリニストの高嶋ちさ子が20日、テレビ朝日系『徹子の部屋』に出演。先日話題になった“ゲーム機バキバキ事件”の真相を語り、受診した心療内科で「怒りの数値が高い」と診断されたことを明かした。“激怒キャラ”を裏付ける診断結果ともなり、司会の黒柳徹子は「あまり暴力は使わないほうがいいね」とやんわりと諭していた。
司会の黒柳徹子は「才能があってお綺麗で、バイオリンが上手という本当に嬉しい事なんですけど…」などと高嶋を紹介した後、「ブログを炎上させて話題になったそうですが、なんなのバキバキ事件?」と話題を振った。
2月12日付の「東京新聞」コラムで、高嶋は子供2人がゲームをする時間の約束を破ったことを理由に、ゲーム機を「バキバキ」に折ったことを明かした。これがネット上で大きな波紋を呼び、高嶋のツイッターは炎上した。
高嶋は改めて“バキバキ事件”の内容を説明し、「折ったことをツイッターに挙げて、新聞に書いちゃったらゲームを好きな方からすんごいクレームで、『俺のDS折ったのもお前か』と色々と言われて」と炎上騒動の背景を語った。
さらに、高嶋が当時、SNSにウミガメとの写真を掲載していると、当初こそ「かわいい」などの投稿が見られたものの、“バキバキ事件”以降、「お前なんかウミガメに食われちまえ」「お前はそのウミガメも折るのか」などの投稿が押し寄せ、高嶋は「衝撃でしたね」と困惑した当時を振り返った。
高嶋の母親や2人の子供の話で盛り上がる中、黒柳が、高嶋が心療内科を受診したという話を切り出すと、高嶋は「自分でも自分の性格の浮き沈みについていけない時がある、疲れちゃうんです。自分自身に振り回されることがあるんで」と、自ら心療内科を受診したことを明かした。
その際、アンケートに回答した高嶋は「すごく強迫観念、これをしなきゃいけない、あれをしなきゃいけないっていう気持ちが強すぎる」との診断結果を受けたようだ。さらに、「びっくりするくらい数値が高かったのが、怒りの場所がすごく高いって言われて、これを全体的に下げましょうって言われて」という。すっかり“激怒キャラ”が広く浸透した高嶋だが、そのキャラクターを裏付ける結果になったようだ。
その診断を受けて高嶋は帰宅後、「『今日からママは怒らない』って発表したんです」と、家庭内の空気を悪くしないように気持ちを固めたが、鼻をかんでいた長男がその鼻紙を高嶋に投げつけ、「『何すんだよ』って私が言ったら、『一瞬ももたねえじゃねえか』って次男に」と、子供たちには性格を見透かされていたようで、高嶋は苦笑いだった。
その後、番組では『高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト』の演奏を放送。黒柳から「いつもストラディバリウスを持ってるけど、今日は違う、どうしてって言ったら…」と笑いながら問いかけると、高嶋は「死活問題です」と回答。“バキバキ事件”による炎上を受け、「『お前のバイオリンも折ってやる』というのが結構多かったんです。それで慌ててサブ楽器を買った」と苦笑いで打ち明けた。
黒柳は「でも、あまり暴力は使わないほうがいいね。子供のことでもね」とも語り、子育ての大変さを理解しつつ、高嶋をやんわりと諭していた。
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