元シブがき隊で俳優の本木雅弘(50)が、11日に出演した、日本テレビ系『火曜サプライズ豪華芸能人が大集合&世界の豪邸大連発!秋の超特大4時間SP』で、シブがき隊の解散は、自らメンバーの薬丸裕英、布川敏和に切り出していたことを明かした。本木は「今思えば乱暴だったと思うんですけど、業界以外のところの経験をしてみたいという風に思ってしまって」などと当時の胸の内を率直に語った。

 MCを務めるタレントのウエンツ瑛士と思い出の飲食店などを巡る、番組恒例の「アポなし旅」のコーナーに出演した本木。ウエンツから、昔から付き合いのある男友達はいるかと聞かれた本木は「全然友達いないのよ」と苦笑いで語った。

 ウエンツは続けて、シブがき隊のメンバーの場合、友達とは呼ばないのかどうか尋ねると、これに本木は「古すぎますからね」としみじみと語り始め、「連絡も取ってないですからね。私の場合、私がとっちらかったことを言って、解散も私から話を進めたみたいなところがあるので」と、シブがき隊の解散を自ら申し出ていたことを明かした。

 シブがき隊解散について、あまり多くを語ろうとしなかった本木だったが、場所を変えながら続く「アポなし旅」の過程で、ウエンツは改めて解散について尋ねた。

 本木は「私たちのグループは7年くらいかな、それでも私の中では長いと思った」と、シブがき隊が活動した期間を感慨深げに振り返り、「なんとなく、今思えば乱暴だったと思うんですけど、業界以外のところの経験をしてみたいという風に思ってしまって、何でも行けば仕事があるんじゃないか、パリに行ってみたいなんてね」と、新たなステージに挑みたくなった当時の心境を率直に語った。

 そして、「2人に急に言い出したり、『はあ?』みたいなね」と、解散を切り出された側の薬丸、布川の心境も交えて当時を思い出していた。

 また、“全然友達がいない”と語った本木だったが、20代の頃はディスコ全盛期。アン・ルイス、藤井フミヤ、吉川晃司らミュージシャンらと「クラブというより、ディスコに近い感じのところで、飲んだり踊ったり」して遊んでいたという。

 さらに、番組終盤には、10月14日から公開される映画『永い言い訳』で本木と共演している歌手で俳優の竹原ピストルが出演。本木が竹原の楽曲「ドサ回り数え歌」をアカペラで歌い出すなど仲の良さをうかがわせた。

 ウエンツにテレビで唄を歌うことはあるのかと問われた本木は、「ほとんどない」と回答。そのうえで、「基本的に一本調子だから歌ダメだと思って役者の方に専念してるんですけど」と、俳優業に力をこめている自身について語った。

 本木は、8日放送のTBS系『サワコの朝』でも解散の原因が自身にあるとコメント。「(活動を)終えさせてしまったのは私」と切り出し、「解散する前に、私が業界そのものを辞めて、パリでもどっかでも行って、皿洗いでもして…。そういうふうにしたいから辞めてもいいか、と2人に言った時期があって、2人とも目が点になっていた」と明かしていた。

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