松田聖子とYOSHIKIのコラボ、きっかけは紅白「偶然、舞台裏で」
「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」ジャパンプレミアに出席した松田聖子(撮影・小池直也)
歌手の松田聖子が、X JAPANのYOSHIKIが作詞・作曲・編曲をおこなった新曲「薔薇のように咲いて 桜のように散って」(21日発売)について、コラボのきっかけは昨年のNHK紅白歌合戦であったことを明かした。また、同曲について「きれいな美しい曲で繊細で、心の中からスッと歌えた」とコメントした。
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29日放送された、NHK総合『SONGS』に松田が出演。1980年代から様々なトップアーティストたちから曲を提供され、その期待通りトップアイドルとしてシーンを牽引してきた松田自身が当時を振り返り、コラボレーションについて語った。また、その曲群をスタジオで披露した。
同番組で松田は、21日にリリースされたYOSHIKIとのコラボ曲「薔薇のように咲いて 桜のように散って」をテレビ初披露し、コラボのきっかけや、同曲について語った。
松田はこのコラボのついて「去年の紅白のときに、たまたま(YOSHIKIと)舞台裏でお目にかかって」と昨年大晦日のNHK『第66回紅白歌合戦』がきっかけになったことを明かした。
さらに楽曲の制作中のやり取りについては「私はこういう曲がいいんです、ということではなく、作曲家の方から見た私、という曲作りなんです」と語り、今回も例外なく全てYOSHIKIに任せたという。
YOSHIKIは「ずっとこれから日本に残っていく歌、日本の歌をつくりたいと僕は考えています」と楽曲についてのコンセプトを語ったといい、松田は「そのコンセプトは素晴らしいな、と思ったんです」とYOSHIKIの提示したコンセプトに感嘆したと述べた。
更に「『薔薇のように咲いて 桜のように散って』という言葉は、すごくドラマティックで象徴的で、歌う時にもグッときます。きれいな美しい曲で繊細で心の中からスッと歌えた感じがします」とも語った。
「薔薇のように咲いて 桜のように散って」は、9月に放送された、女優の武井咲と滝沢秀明が初共演したTBS系ドラマ『せいせいするほど、愛してる』の主題歌。ドラマ放送終了後にリリースされ、レコチョクデイリーランキング1位(21日・22日付)を獲得、各配信サイトで9冠を達成した。さらに、オリコンデイリーランキングでも1位(22日付)を獲得している。
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