「笑み」をテーマに描いたデザイン画の横でほほ笑む乃木坂46若月佑美

「笑み」をテーマに描いたデザイン画の横でほほ笑む乃木坂46若月佑美

 乃木坂46若月佑美(22)が描いたデザイン画が、国立新美術館(東京都港区)で開かれている『第101回二科展』(8月31日~9月12日)で、デザイン部のA部門に入選した。若月はこれで、5年連続の「二科展」入選となった。

 A部門は、自由テーマの部門となっており、若月が描いたテーマは「笑み」。様々な意味を持つ「笑い」「笑顔」を疑問視して作り出された作品となっている。

 若月は「嬉しい事があると人は笑う。悪事を企んでいる人も笑う。世の中には愛想笑いという言葉すらある。笑うって一体なんだろう? 本当の笑顔って何だろう? と、『笑い』や『笑顔』を疑問視しながら作品を作りました」と作品に込めた想いを語った。

 「二科展」入選はこれで5年連続。「本当に嬉しく思うと同時に、いつかは入賞出来るように頑張ります!」と入賞に向けて意気込みを述べた。

 デザイン部に応募のあった作品数は約2000点で、A部門での入選作品は約100点。二科会デザイン部理事長の今村昭秀氏は若月の作品に対し「作品にユーモアがあり、具象的かつ抽象的で、表現力が素晴らしい作品だと思います」と評価した。

 若月は2012年開催の『第97回二科展』で、タレントとしては初めてデザイン部門初入選。2014年の『第99回二科展』では、「自由」をテーマにしたA部門と、「ユニセフの活動」をテーマにしたC部門の2部門同時入選。当時、芸能人が二科展で2作品同時に入選するは初の快挙として話題を集めた。

 乃木坂46にとって国立新美術館は、今年の5月にリリースした2ndアルバム「それぞれの椅子」のジャケット撮影をおこなった場所で、乃木坂にある。若月にとっても深い縁がある場所になっている。

■参考)過去の入選作品

▽第97回二科展(2012年)
 デザイン部一般部門入選(「食物連鎖」がテーマ)
 ※デザイン部門でタレントが入選するのは当時初めて。

▽第98回二科展(2013年)
 デザイン部門入選(「食物連鎖」がテーマ)
 ※デザイン部門でタレントが2年連続入選するのは当時初めて。

▽第99回二科展(2014年)
 デザイン部A部門入選(「自由」がテーマ)
 デザイン部C部門入選(「ユニセフの活動」がテーマ)
 ※2作品同時入選は当時、芸能人では初めて。

▽第100回二科展(2015年)
 デザイン部A部門入選(「KAN」をキーワードに)

▽第101回二科展(2016年)
 デザイン部A部門入選(「笑み」がテーマ)

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