SPEEDデビュー20周年、上原多香子「出会えてよかった」
上原多香子
90年代後半から2000年代にかけて一世を風びした、ボーカルダンスグループのSPEEDが5日に、デビュー20周年を迎えた。これに伴い、メンバーがそれぞれ、SNSやブログなどに想いをしたためた。
上原多香子はブログに「感謝」というタイトルで投稿。メンバー4人の写真を添えて、「デビュー20周年を迎えることが出来ました!」と報告すると、「あっという間の20年、、駆け抜けた10代。SPEEDあっての上原多香子」と感慨深い胸のうちを明かした。
更に「これからも感謝の気持ちを忘れずに、精一杯頑張ります!!」と綴り、「仁絵ちゃん、絵理、寛。出会えてよかった。ありがとう。大好きです」とメンバーに出会えたことを改めて感謝した。
島袋寛子はツイッターで「20歳になりました」と伝えると「みんな、ありがとう! たくさんの皆様に感謝。HAPPY BIRTHDAY!!!!SPEED。ありがとう」と絵文字を多用しながら、この日を迎えた感嘆の想いをしたためた。
一方、参院選で初当選した自民党の今井絵理子氏はブログで、上原多香子がこの記念日を「タクシーの日」と呼んでいたことを明かしつつ、「SPEEDが結成して20年…様々な経験をさせていただき、本当に感謝しています。そして今までついてきてくれて、本当にありがとう」と感謝の想いを投稿。
更に「たくさんの喜びと悲しみをメンバーとファンの皆さんで共有し、互いに成長ができたと思っています。そして20周年のメッセージ、本当に本当にありがとう。この先もSPEEDの歌とダンスを愛して続けてほしいというわがままな気持ちを胸に、これからもどうぞよろしくお願いします!!!」と綴った。
なお、HITOEについてはSNSや公式サイトは更新が途絶えたままとなっている。
SPEEDは、新垣仁絵、上原多香子、今井絵理子、島袋寛子による平均年齢13.5歳の女性ボーカル&ダンスグループとして、1996年8月5日にシングル「Body & Soul」でデビュー。その年の新人賞を総なめにした。当時はメンバー全員が小中学生であったことも話題になった。
その後も、「STEADY」「White Love」「my graduation」「ALL MY TRUE LOVE」などのヒット曲を世に送り出した。なかでも「White Love」は累計売上枚数200万枚を記録。この曲でNHK紅白歌合戦に初出場を果たしている。
2000年には惜しまれながらも解散するも、2001年に1日限定で復活。2003年にも期間限定で活動を再開し、日本テレビ系『24時間テレビ』の出演がきっかけで2008年から2012年に完全復活、精力的に活動するも2013年に再び解散した。その後はソロ活動にシフト。島袋寛子と今井絵理子氏は昨年、新ユニット「ERIHIRO」を結成している。
2003年以来、6年ぶりに全国ツアーをおこなった2009年には、日本ガイシホール公演で、島袋は「また楽しい時間が過ごせます。ありがとう!」と感謝の言葉を送り、今井氏は「ステージ裏でスタンバイしているときに泣きそうになってしまいました」と、再びSPEEDで活動できる喜びをMCで語っていた。