ツアーファイナルを京都で行った水曜日のカンパネラ、コムアイ(撮影・横山マサト)

ツアーファイナルを京都で行った水曜日のカンパネラ、コムアイ(撮影・横山マサト)

 音楽ユニットの水曜日のカンパネラが18日、メジャー1stEP『UMA』を引っ提げた全国ツアー『未確認ツアー』のファイナル公演を京都・萬福寺でおこなった。アンコール1曲含む、全15曲が披露。面白い、可愛い、格好いい、など様々な感情を想起させるステージングで観客を魅了した。フロントを務めるコムアイは僧侶8人を従え、MCでは先日熱愛をスクープされた週刊誌にサインをしてファンに渡す、などエキセントリックなパフォーマンスを見せフロアを熱狂させた。この日の模様を以下にレポートする。

 開演まで特にSEは無く、蝉の鳴き声という自然の音を聴きながら、約1500人の観客は、まだかまだかと待ちわびる。17時半、境内後方に、まるで櫓のような移動式荷台に乗って、コムアイと日清カレーメシ2のマスコットキャラクター「カレーメシ2くん」が確認される。狂喜乱舞する観客に「イエーイ! お待たせしました、ツアーファイナルへようこそ!」と問い掛けながら、荷台の上でコムアイが大太鼓を叩く。横ではカレーメシ2くんが踊っている中、ライブは「ラー」からスタート。

 本堂手前の月台に設置された特製舞台に到着して、続く「シャクシャイン」へ。野外、それもお寺をバックにという荘厳な雰囲気に一気に場は盛り上がっていく。「祇園祭と被っているのですが、より京都に人を上乗せしてやろうと思ってます! ご近所の方を招待させて頂いているので、たまたま来られたおばあちゃんにも楽しんで帰ってもらいたいです!」と挨拶を済ませると、「いい湯だね!」とお馴染みのコール&レスポンスで呼びかける。「温泉は好きですか?」と突然のコール&レスポンスに戸惑う観客もいたが、そのまま「ディアブロ」へ突入。まるで熱湯風呂かのように、観客の熱狂度は沸騰状態に。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)