トラックダウンまで立ち会った、放課後プリンセス「青春マーメイド」
INTERVIEW

トラックダウンまで立ち会った、放課後プリンセス「青春マーメイド」


記者:村上順一

撮影:

掲載:16年06月28日

読了時間:約16分

リーダーは背中で引っ張っていくタイプ

小田桐奈々

小田桐奈々

――舞花さんは歌唱力が高いことで話題ですが、幼い頃から上手だったのでしょうか。

舞花 ありがとうございます。でも、初めから歌えたわけじゃないですね。歌は、物心がついた時から大好きではあったんです。今、昔を振り返ると歌しか歌ってこなかったんじゃないかというくらい、ずっと歌い続けてきたんです。やっぱり上手くなりたいという想いが強かったので、毎日練習を欠かしたことはないですね。

――練習はどんなことをされていたんですか。

舞花 練習というほどたいしたことはないのですが、ちっちゃい頃は、好きな歌をひたすら歌ったりとか、歌詞を読み上げて、感情を入れるポイントを探ったり、あとは母に歌を聴いてもらったりしたことはありましたね。

――小田桐さんは、どんな練習をされていますか。

小田桐奈々 私も歌うのが大好きで、よく歌ってはいたんですけど、練習の仕方が良くわからなかったんですよね。まいまいが加入してからは、教えてもらっていますね。

――小田桐さんは放課後プリンセスのリーダーですが、グループを纏めていくのは大変ですか。

小田桐奈々 大変な時もありますね(笑)。でも、楽しみながらやっています。副リーダーはまいまいなんですけど、注意するのはまいまいがやってくれるんですよ。

舞花 私はハッキリ物事を言うタイプなんですよ(笑)。リーダーは背中で引っ張っていくタイプなんです。普段の行動で示してくれるんですよね。その姿に信頼して尊敬して付いていってます。

――確かに小田桐さんは、あまり怒らなさそうなイメージがありますよね。

小田桐奈々 あまり強く言えないんですよね。

舞花 私はけっこう「ついてこーい!」とハッキリ言ってしまうんですよね。

――舞花さんは意外と体育会系ですよね。

舞花 同じ目標に向かって「頑張るぞ~!」というタイプではあります(笑)。

まいまいの表情が女優さんみたい

舞花

舞花

――このインタビューの時点でMVはまだ公開になっていないのですが、どのような感じになっているのでしょうか。ティザー(予告編)では、舞花さんがアカペラで「青春マーメイド」を披露されていましたよね。

舞花 マーメイドがテーマなので、海辺で撮影をおこなったんです。マーメイドは岩場で歌を唄っているイメージがあると思うんですけど、私たちも岩場での撮影に挑んだんです。

――岩場で踊ったりしたのでしょうか。

小田桐奈々 そこでは、踊らなかったです。私は座っていました(笑)。

舞花 私は岩場に立って、海に向かって歌いました。

小田桐奈々 海も空もスゴく綺麗で、その場所にいると本当に自分がマーメイドのようになったように思えたんですよ。特に夜のシーンがあるんですけど、ライトアップされて幻想的になっているので、そこに注目して頂けたら嬉しいですね。

舞花 今回はスゴく幅広い画がポイントになっていると思っていて、もちろん寄りの映像もあるんですけど、カメラを引いた時の映像が、映画のようなMVに出来上がりました。今、スゴくお気に入りなんです。

小田桐奈々 本当に映画みたいでスゴかったよね。まいまいの表情が女優さんみたいなんですよ。

――おふたりのお話と表情から、本当に良いMVということが伝わってきますね。見所はやはり岩場でのシーンですか。

舞花 そうですね。あとはやっぱり先ほども言ったんですけど、マーメイドから人間に変身するシーンですね。ここは一発撮りでスカートを脱ぎ捨て、人間に変身したんですけど、夜のシーンで綺麗にスカートが舞っていくところは、ぜひ見て欲しいポイントです。

――MV撮影時のエピソードはありますか。

舞花 撮影当日がメンバーの道重佐保ちゃんのお誕生日だったんですよ。スタッフさんからサプライズでケーキを出して貰った事ですね。

小田桐奈々 でも、本人は誕生日の事忘れていたみたいです(笑)。

舞花 撮影が進んで、みんなが一息ついた時にケーキを頂いたので、その後の撮影に、更に気合が入り挑めましたね。

小田桐奈々

小田桐奈々

――本当にサプライズになったみたいですね。おふたりは今後どのようなアイドルになって行きたいですか。

小田桐奈々 放課後プリンセスは、メンバーそれぞれ個性がある中で、私のイメージカラーである純白のように、ブレずに正統派アイドルを貫きたいなと思っています。

舞花 私は熱い想いや気持ちを届けられるアイドルですね。例えば、「私の歌声に出会って何かが変わったな」とか「頑張れたよ」という声を聞くと、私も「アイドルになって良かったな」とすごく思えるんです。アイドルだけどアーティストというところを、私は目指したいですね。

――では最後にファンの方達に一言お願いします。

舞花 「青春マーメイド」は今の放課後プリンセスに出来ることをギュッと閉じ込めて、今までで一番良いものが作れたと思っています。人魚姫のように「想いを届ける」ということを念頭に制作した作品となっているので、一人でも多くの人に聴いてもらって、この曲を好きになってもらえたら嬉しいです。

小田桐奈々 “「ありえない」を「ありえる」に”というのは、人魚姫だけに限らず、普段生活されている方にも、通じるところがたくさんあると思うんです。聴いて頂けたら「自分も頑張ろう」と共感してもらえる曲になっていると思うので、たくさんの方達に聴いて頂きたいですね。

(取材・村上順一)

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