V6の井ノ原快彦(40)が、KinKi Kidsのバックダンサーとしてパフォーマンスした過去の心境を語った。SMAPがゲストとして彼らのバックダンサーを務めた公演を見て「カッコいい」と思った井ノ原は、それ以来、自分がSMAPのようなゲストとして出演している気持ちで踊っていたことを明かした。

 5日放送された、フジテレビ系『ボクらの時代』で井ノ原は、プライベートでも付き合いのある森山直太朗(40)と、井ノ原が1stミニアルバムをジャケ買いしたという秦基博(35)の3人で共演。12歳の時にジャニーズ入りした、井ノ原は「“いつか忙しくなるからな~”とずっと思ってた」と根拠のない自信があったという。

 秦が「その頃、焦りとかは無かったんですか?」と、井ノ原に尋ねると「ある時、社長に『キンキ(KinKi Kids)のバックの仕事なんだけど』と仕事を振られた際、(KinKi Kidsは)後輩なんだけどなぁ」と違和感を感じつつも、率先して手を挙げた長野博にならってこなしたようだ。

 その姿を、事務所社長が細かく見ていたことも励みなって、後輩のバックダンサーの仕事でも自分がスペシャルゲストになった気持ちで臨んでいたといい、「1回、KinKi Kidsのバックで、SMAPが踊った時があったの。とても盛り上がって。両方のファンが嬉しい訳じゃん。“後輩のこと思ってバックについてる”ていうのと、“うわ、先輩バックにつけて踊ってる”ってすごい盛り上がって。俺もそれを見て“うわ、カッケー”と思って。その気持ちでやってた」と語り、そのキッカケを明かした。

 そのV6は昨年、デビュー日となる11月1日に東京・代々木第1体育館でおこなった20周年記念全国ツアーの最終公演で、デビュー前はV6のバックダンサーで経験を積んだ後輩の嵐をバックに、「TAKE ME HIGHER」をパフォーマンスしている。

 ちなみに、KinKi Kidsは1992年に放送された『第43回NHK紅白歌合戦』で、SMAPのバックとして出演した際、2人で「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」という名前で紹介された。1993年のSMAP中居正広が司会を務めていた、テレビ朝日系『キスした?SMAP』で正式に「KinKi Kids」というグループ名が発表された。

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