日本ダービー13万人の前で国歌独唱する俳優の桐谷健太

日本ダービー13万人の前で国歌独唱する俳優の桐谷健太

 俳優の桐谷健太が29日、東京競馬場で「第83回東京優駿(日本ダービー)」のオープニングセレモニーで国歌独唱をおこなった。桐谷へのインタビュー中に一般来場者が「海の声」のフレーズを歌い始め、これに呼応して桐谷自身も予定にはなかった「海の声」アカペラで披露した。

 桐谷の独特の「溜め」を効かせた厳粛かつワイルドな独唱が13万人の大観衆を集めた晴天の東京競馬場に響き渡った。日本ダービーのレース直前におこわれたこの模様は全国でテレビ中継された。

 独唱終了後のインタビューで桐谷は「(13万人の前で)興奮はしましたが緊張はしませんでした。思いっきり歌えて最高の気分でした。」と述べた。「ダービー馬券は購入しましたか」の質問に「もちろん買いました、そして当たりました。でもトータルはプラスになりませんでした!」と笑顔で答えた。

 インタビュー途中、一般来場者が「海の声」のフレーズを歌い始めそのまま会場内で合唱となった。これに呼応して桐谷自身も予定になかった「海の声」の即興をアカペラで熱唱し会場を大いに盛り上げた。
 
 [桐谷健太 プロフィール]

1980年2月4日 大阪府出身
血液型:O型
身長:181cm
趣味:旅・妄想
特技:ドラム・三線

2002年、テレビドラマ『九龍で会いましょう』の山崎ケン役で俳優としてデビュー。以降多岐にわたる映画・ドラマ等に出演、野性味と繊細さを兼ね備えた演技で独自のスタイルを築き、オリジナリティ溢れる役者として高い評価を得ている。

 高校時代は軽音楽部に所属、表現力溢れるヴォーカリストであると共に、
ミュージシャンとしての豊かな音楽感性を持ち合わせ、ドラム・ギター・三線を弾きこなす。

 映画『BECK』でのラップ・ボーカルパフォーマンス、映画『ソラニン』でのドラム・プレイ、“au三太郎シリーズTVCMオリジナルソング”としてオンエアされ、70万DLを突破し世界251の国と地域で配信が行われている『海の声』での三線など、数々の映像の中でもその多才さを発揮している。

 今後の活動としては、2016年6月25日公開の映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」に「地獄図(ヘルズ)」のドラマー・COZY役として出演、また、2016年6月17日からスタートするNHKドラマ10「水族館ガール」では飼育員役、さらに2017年2月25日公開の映画「彼らが本気で編むときは、」ではトランスジェンダーの女性と交際する男性という新機軸の役にもトライ、さらなる演技の可能性を広げている。

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