「dアニメストア」を実際に使う黒崎真音

「dアニメストア」を実際に使う黒崎真音

 NTTドコモが提供する「dアニメストア」の新サービスに関する記者説明会が22日、都内でおこなわれ、歌手の黒崎真音がゲスト参加。自身のミュージッククリップでも着たという衣装姿で、ライブの新たな楽しみ方や最近ハマっているアニメなどについて語った。

 「dアニメストア」は、定額制アニメ見放題サービス。これまでアニメ作品(1600作品)や2.5次元ミュージカル、アニソンライブなどの映像を配信してきたが、23日からは新サービスとして、アニソンミュージッククリップ(180曲)や、作品毎に人気のアニメ関連グッズの販売や紹介などが追加される。

 この日は、『東京レイヴンズ』オープニングテーマなど数多くの人気アニメ主題歌を担当している歌手の黒崎真音がゲスト出席した。

 2ndオリジナルアルバム『VERTICAL HORIZON』のジャケット撮影で使用した、白を基調にしたレース柄のドレス姿で登場した黒崎は、アニメ「がっこうぐらし!」エンディング曲「ハーモナイズ・クローバー」のミュージッククリップでもこの衣装を使用したといい、ミディアム・バラードの曲調に合わせた、柔らかい雰囲気が気に入っていると語った。

「dアニメストア」のイメージ画を披露する黒崎真音

「dアニメストア」のイメージ画を披露する黒崎真音

 また、黒崎は、得意のイラストで「dアニメストア」を表現したという絵を披露。4コマ式に“見放題”、“聴き放題”、“グッズも買えちゃう”、“君はもう、dアニメストアなしでは生きれない”と1コマずつ、自身が考えたイカのキャラクターと共に描いたもので、独特の世界観に会場はのまれていた。

 その黒崎は、昨年9月12日に舞浜アンフィシアターでデビュー5周年記念ライブと、今年1月11日に赤坂BLITZで『黒崎真音 LIVE TOUR 2016 “Mystical Flowers”』を開催している。両公演とも「dアニメストア」でライブ映像配信されているが、「なかなか自分のライブを客観的に見ることはできないので、映像化されて改めて見ると、こういう演出がされてたんだな、とか、ファンの方がこういう表情されてるんだな、とか新しい発見を楽しませて頂いてます」とコメントした。

 更にTwitter上で、ファンと同時にライブ映像を再生してその時間を共有するという、バーチャルな楽しみ方もしていると語った。地方公演の移動中や宿泊先などで「dアニメストア」を楽しんでいるという黒崎が最近ハマっていることは、同サービスの“人気ランキング”で知ったという「おそ松さん」。

 なかでも、お気に入りのキャラは“松野十四松”。“明るい性格”を超えた、ちょっとぶっ飛んだところが癒しになると語り、「実際にそんな人と出会ったら好きになってしまうと思います」と告白。自宅の部屋は、アニメグッズで黄色(十四松のイメージカラー)く染まっているとも明かした。

黒崎真音とNTTドコモ プラットフォームビジネス推進部 担当部長 田中伸明さん

黒崎真音とNTTドコモ プラットフォームビジネス推進部 担当部長 田中伸明さん

 最後はロボットアニメにも興味があると語り、熱血のロックテイストの曲も歌っていきたいと抱負を述べた。

 NTTドコモは今回のサービス拡充で、アニメを“見る”という起点から、更に“聴いて”、“買える”というサービスの提供を展開することで「dアニメストア」を知らない、まだ加入していない新たな客層の取り込みを狙う。今回は同サービスで配信されているアニメ「東京レイヴンズ」のページからオープニング曲である黒崎の「X-encounter」のミュージッククリップのページに飛ぶシーンも実演された。(取材・松尾模糊)

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