SMAPが12日、NHK総合で放送された『震災から5年“明日へ”コンサート』に生出演。1月の解散騒動後、初めての観客前でのステージとなり、楽曲「オリジナル スマイル」や、解散阻止に向けて購買行動が起きた「世界に一つだけの花」などを生歌唱した。これにファンらがネット上で反響の声を挙げ、「やっぱりSMAPは特別」などと感動の輪が広がった。ただ、5人の“不仲”を煽る報道には嫌悪感を抱く者もおり、国民的アイドルグループとしてのSMAPの大きさを改めて示している。

 今年1月13日に解散騒動が持ち上がったSMAP。フジテレビ系『SMAP×SMAP』での生謝罪会見を一区切りに沈静化に向かったものの、観客を前にしたステージに立つことはなく、この日が騒動後初めてのステージ。番組中には中居正広と木村拓哉の掛け合いなども見られた。

 この放送がネット上で大きな反響を呼び、ツイッターなどを賑わせた。「やっぱりSMAPは特別な存在なんだなと思った」「『この人たち、ものすっごくプロ』だな! と思った」「SMAPの楽曲って本当にどれも素敵で心に響く」「最初5人から初めてくれて、いつもの知ってるSMAPで、それだけで嬉しい」などの声で溢れ、久しぶりの5人での歌唱を楽しんだようだ。

 ただ、ネット上では懐疑的な声も挙がる。ジャニーズ事務所から独立しようとしたと報道されていた中居、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4人と、残留を決めていた木村との間に、いまなお温度差が見られるとの趣旨で書かれた記事を引用し、「ごめん、やっぱ信じられないわ」「木村と四人組とは明らかに壁があった」と感じ取る人もいる。

 それでも、こうした声に対して、「不仲には見えなかった」「昔から仲はいいよ。ベタベタしてないだけで」「なんでこう仲悪いという設定にして煽るかなぁ」との嫌悪感も出ている。特に「明日へコンサートのSMAPのことを即座に報じているけど、1月の騒動の時あんなに報道をリードしていた2紙はまだなにも配信してない」と鋭く情報を分析する声も挙がっており、一連の騒動や錯綜した情報に対して不信感を抱く声も挙がった。

 いずれにせよ、「やっぱり5人揃った時のステージはオーラが凄い」と感動する声が圧倒的。「大きなステージに立ってド派手な演出で歌い踊るスーパースターSMAPも好きだけど、こうやって一般の方に自然と寄り添って皆を笑顔にする国民的アイドルSMAPはもっと好き」と、5人がそろってステージに立ったことに心を和ませた人が多かったようだ。

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