赤い公園にとって2016年第一弾となるシングル「Canvas」の「赤い公園の一曲勝負盤 〜Let’s Listen?〜」盤

赤い公園にとって2016年第一弾となるシングル「Canvas」の「赤い公園の一曲勝負盤 〜Let’s Listen?〜」盤

 ガールズバンドの赤い公園が24日に、2016年第一弾となるシングル「Canvas」を完全生産限定盤でリリースした。なんと、今回のシングルに収録される楽曲は、新曲の「Canvas」のみ。自身初の試みだ。その異例ともいえる取り組みからは本曲への自信が覗く。

 今回のシングルは2形態でのリリースだ。まずは新曲のみを収録したCDという形態の「赤い公園の一曲勝負盤 〜Let’s Listen?〜」版。そして、そのCDに、昨年11月6日に東京・恵比寿LIQUIDROOMで行ったライブの模様8曲を収めたDVDの「赤い公園のライブfeat.おまえら盤 〜are U ready?〜」版だ。

 そして新曲「Canvas」では、これまでの作品以上にポップな胸キュンサウンドが展開されている。

淡く叙情的な新曲

 前作シングル「KOIKI」から3カ月ぶりのリリースとなった今作は、プロデューサーに亀田誠治を迎えた。ツイッターに寄せた「キュンキュン泣けるよ!」という亀田の言葉の通り、サウンド・歌詞ともに、赤い公園の“エキセントリックな面”と“女性らしい奥ゆかしさ”が柔らかく調和。更に、CD盤ジャケットアートワークの淡い春色とリンクして華やかさが演出している。

 津野米咲は「春は、私たちの都合をよそに、強烈に、鮮烈に、おそってくるものでした。皆さまにも“一番春だった瞬間”があったなら、この曲を聴いて、思い返してもらえたら。と思い書きました」とコメントを寄せている。

 掴みどころがなくとも、万人が持っている共通意識にダイレクトに話しかけるような赤い公園の持ち味は、新曲「Canvas」では、歌で、演奏で、聴き手を包み込むように、シンプルで叙情的に連ねられた言葉と、鮮やかで切ない色合いのアンサンブルで表現されている。

赤い公園「Canvas」ミュージックビデオ

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