リアーナが気管支炎で歌唱キャンセル

気管支炎でグラミー賞での歌唱をキャンセルしたリアーナ(BANG Media)

 リアーナが予定されていた第58回グラミー賞授賞式(米時間15日、ロサンゼルス)でのパフォーマンスをキャンセルした。気管支炎が発症したため、医師の診断に従い出演を断念。リアーナは、ニューアルバム『アンチ』から新曲「キス・イット・ベター」をステージで披露する予定だった。

 この決定に伴いリアーナは、ツイッターで「出演できなくて、本当にごめんなさい...グラミー賞とCBS、あなたたちの今夜のサポートに感謝します」と謝罪した。

 深刻な肺感染症の治療中であるというリアーナは、声帯に回復不可能な影響を及ぼすおそれがあるためにパフォーマンスの中止を医師から言い渡されたものの、式典のリハーサルには参加。2曲を歌うなど最後まで参加を試みてはいたが、式典開始の直前になってパフォーマンスの中止と式典自体への欠席を決めたという。

 リアーナの代理人は後に、声帯出血のおそれがあったために48時間声帯を休める必要があったとビルボード誌に認めている。

 今年のグラミー賞で出演を断念したのはリアーナにとどまらず、ザ・ウィークエンドと共演する予定だったローリン・ヒルも会場に姿を現すことはなく、運営側がローリンに確実な出演への承認を得ていない時点で早々にローリンのパフォーマンス告知を打っていたとローリンの代理人が以下の通りに説明した。

 「グラミー賞はローリン・ヒル氏によるパフォーマンスを、承認が無い時点で早々に発表してしまいました。ヒル氏は週末に公演をしており、準備する時間がなく、また、授賞式のリハーサルに間に合うかどうかも分からない状況だったのです」

 さらには、今年のグラミー賞ではパフォーマンスに関するトラブルが続き、ジャスティン・ビーバーとアデルのステージでは技術的な不具合が出ていた。

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