三谷たくみお姉さん卒業、親世代から「寂しい」の声多数
“たくみロス”が子供を持つ親世代で広がっている。NHK Eテレビは12日、「おかあさんといっしょ」の“うたのお姉さん”を、これまでの三谷たくみから、小野あつこへ交代することを発表。4月4日放送分から、小野が新しい“うたのお姉さん”として登場するとした。
2008年4月から20代目“うたのお姉さん”を歴代最長タイの8年間務めてきた三谷たくみは、歌唱力や振り付けのキレの良さ、そして、明るい人柄が受けて子供だけでなく親世代から慕われてきた。特にパパ世代からの人気は高い。就任当時は「萌えキャラ」としてネット上で話題に。また、現“うたのお兄さん”の横山だいすけとの名コンビも人気があった。
ここ数年は、「そろそろ卒業かな」という視聴者の声が散見されていたが、いざ卒業決定となると、SNS上では「さみしいな」「大好きだったのに」「歌のお姉さんが卒業するとめちゃ切ない」「だいくん(横山だいすけ)とのコンビが好きだったから2人で一緒に卒業してほしかったな」といった寂しさを訴える“親”の声が数多くあがっている。
また、今後の活動は「未定」「しばらくゆっくりしたい」と三谷がこの日の会見で語った内容が、卒業によって民放番組での接触時間が増えると期待していたファンの意気を消沈させた。とはいえ、規律が厳しいと言われるなか、8年間務めてきたことに親世代からは労いや感謝の言葉も多くあがっている。
昨年は、同じくNHK Eテレの子供向け番組「みいつけた!」「いないいないばあっ!」で、慣れ親しんだ子役が相次いで交代し、寂しさを訴える声が多数上がった。しかし、この1年で、6代目「ゆきちゃん」こと大角ゆきちゃん(いないいないばあっ!)や3代目「スイちゃん」の川島夕空ちゃん(みいつけた!)はすっかり定着した。
新しい“歌のお姉さん”に決まった小野あつこも、続投が決まった横山だいすけをはじめ、“体操のお兄さん”の小林よしひさ、“パント!のお姉さん”の上原りさとともに引き続き、愛される番組をつくってくれるだろう。
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