BRAHMANのTOSHI-LOW、ドキュメンタリーで赤じゅうたん狙う
BRAHMANのボーカル・TOSHI-LOWと、その親友であるクリエイターの箭内道彦が14日、東京・新宿バルト9で行われた映画『ブラフマン』の上映イベントに出席。親友同士ならではの言いたい放題のトークを繰り広げ、会場を笑いに包んだ。
本作は、今年で結成20周年を迎えたBRAHMANの活動を、箭内道彦が初監督作品として描いたドキュメンタリー作品。重厚で魅力的なサウンドと、激しいライブパフォーマンスとともに、これまであまり見ることのできなかったメンバーの素顔を追う。
今年7月4日に公開がスタート、その後予定になかった劇場からの上映希望が増え全国30館で上映、2万人の動員を記録した。さらに12月16日にはDVDとして発売されることも記念し、この日は凱旋イベントとして「箭内道彦&TOSHI-LOW 鬼ぶっこみ」と題し、二人の生解説と共に映画を上映というプレミアムな上映が行われた。
そのDVDには、特別収録としてTOSHI-LOWが監督を務め、逆に箭内の姿を追った『映画 ヤナイミチヒコ』が収録。画に撮られた感想を箭内は「いやでしたね。まあでも同じように嫌だったんだろうな、と思いました。仕返しだよね、あれは」と語る一方で「仕上がりは、意外と真面目でしたね」と称賛の言葉を送る。しかし反面「予告編があって、半分以上はTOSHI-LOWが出ている」「指示は意外と的確。でもTOSHI-LOWは俺より声が大きくなっている」と指摘をコメント。
そんなTOSHI-LOWは「赤いじゅうたんの上を歩くという、そういう気持ちでいるよ」と返答、さらに「(手ごたえは)ありますね。総なめにする自信も。どういう賞があるのかわからないんですが」とジョークを交えたビッグマウスぶりをコメント、会場の笑いを誘っていた。
また、箭内は映画の撮影の際を振り返り、映画撮影後から見せているというTOSHI-LOWの髪形と、映画撮影以降の成長について「谷村新司さんと、ミュージシャンの成長について『髭を剃ったとき』に本物になって、第二章に入るんだって話をしたことがあったんですよ。だからTOSHI-LOWも第二章に入ったんだなって思った」と感慨深く語っていると、TOSHI-LOWは「(谷村さんは)剃ってないじゃん?」とすかさずツッコミ、箭内はしまったと表情で苦笑いしながら「確かにそうだ」と返答、会場は大爆笑に包まれた。(取材・桂 伸也)


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