2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人 LAST STAND』

 2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人 LAST STAND』が、11月14日の東京・新橋演舞場の初日公演を皮切りに、長野、金沢、大阪と上演されることが決まった。主演は早乙女太一が務め、桜井日奈子らが劇団☆新感線に初参加する。

 1990年の『髑髏城の七人』初演から36年、これまで11バージョン上演してきた本作を今回「LAST STAND」と題し、劇団☆新感線としては最後の再演する。主演の捨之介を演じるのは早乙女太一。蘭兵衛、天魔王を演じてきた早乙女太一がいよいよ捨之介に挑む。

 劇団☆新感線に初参加の桜井日奈子は、沙霧を演じる。桜井は、清潔感のある自然体の魅力を持ちながら、近年は舞台や映像作品で個性的な役柄からコミカルなキャラクターまで幅広い役柄を演じ、俳優として表現の幅を着実に広げていて、本作でどのような芝居を見せるか注目される。

 ほか、塩野瑛久、藤岡真威人、片岡千之助、近藤頌利、早乙女友貴らが出演する。

早乙女太一・コメント

 7年毎に上演させる髑髏城に4度目ということは、初めて観たアオドクロから数えると、約22年の月日が経っています。13歳の少年が34歳のチョイおじになりました。

 何度も言っている事ですが、『髑髏城の七人』は僕の人生で初めて観た舞台でもあり、初めての劇団☆新感線でした。

 笑えて、カッコよくて、ロックで、おバカで。

 全てが輝いて見えました。

 世界で1番カッコいい舞台だと思いました。

 青春の憧れでした。

 あの頃、純粋無垢な少年だった僕は、まんまと、いのうえさんの作る舞台に騙されて、古田さんを始めとする劇団員に騙されていた事に34歳にして気がつきました。

 こんなにインチキだったのか!それと同時に、インチキを本物に変える事が、どれ程すごい事なのかも。

 青春時代の憧れは、厄介な事に幾つになっても無くなりません。

 あの時新感線がくれた感動を、次は僕が。

 新たに髑髏城を目にする、新たな世代の少年を、今度は僕が大見得切って騙します。

 そして、髑髏城が最後というのは、つい先日知りました。

 蘭兵衛、天魔王、そして今回捨之介をやらせてもらう事になったので、ここまで来たら、7人を制覇するというギネスに挑戦するつもりだったので、残念です。

 劇団☆新感線が『髑髏城の七人』という作品を、ついに三途の川に捨之介でございます。

 最後に聳え立つ髑髏城。皆で立ち向かいましょう。

桜井日奈子・コメント

 出演が決まったときは、嬉しさのあまり絶叫しました。劇団☆新感線に出演するのが私の夢のひとつでもあったので、その夢が叶うと思うと、もう胸がいっぱいです。

 新感線といえば、キレッキレのアクション。今回は稽古から本番含めて約7ヶ月、長期間の公演を最後まで乗り切れるように、出演が決まったその日から体力作りを始めました。もう今からやる気がみなぎっています。

 新感線の魅力は映像、照明、音楽、衣裳、何をとってもスケールが大きく、それでいて観客1人残さず興奮の嵐にいざなってくれるところです。初めて観劇した『偽義経冥界歌』の時に受けた衝撃は憧れになって、今に至ります。そんな新感線の世界観に浸れることがものすごく楽しみです。

 私は初参加になりますが、『髑髏城の七人』はまさにチャンスがあれば挑戦したいと切望していた演目です。7年周期で何度も上演されて来た歴史があり、この作品を愛する多くのファンの方がいる中で、今回が“LAST STAND”。有終の美を飾るにふさわしい公演になるよう、身も心も捧げる覚悟で挑みたいと思います。

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