フォークシンガーの森山直太朗が9日、今年4月に解散をしたお笑いトリオ・トンツカタンへ贈る『愛々』スペシャルムービーを公開した。

 【動画】公開された森山直太朗『愛々』スペシャルムービー

 動画配信サービス再生回数1位やX日本のトレンドで1位になるなど、今年の4月度ドラマの中でも大きな話題を呼んだ岡田将生主演のTBS系 金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』の主題歌『愛々』がロングヒット中。2つの異なる全国ツアーの真っ最中にドラマ主題歌を発表し、56公演もの全国ツアーが終了してすぐに、自身初となるオールスタンディング・ライブツアー開催が発表されるなど、話題が続くフォークシンガーの森山直太朗。

 今年4月に解散をしたお笑いトリオ・トンツカタンへ贈る『愛々』スペシャルムービーが公開された。新曲『愛々』の配信日(4月18日)と同日に、森山自身もかねてより活動に注目をしていたお笑いトリオ・トンツカタンが、ラストライブを行い解散するというニュースを、森山直太朗とスタッフが知ったことがこの企画の発端である。

 今回の解散については、トンツカタンの三人が「考えて考えて考えた結果」であることや、トリオ解散後もそれぞれが芸人としてそれぞれの道を歩むということが、楽曲『愛々』に込められた思いと重なったことに不思議な縁を感じ、一方的な形ではあるものの、『愛々』とトンツカタンとのコラボ映像を制作し、トンツカタンの御三方に贈りたいという森山チームの強い想いでスペシャルムービーの制作が始まった。

 森山自身もかつて、『愛々』のリリースに伴い、このような思いを伝えている。「一人でできることは限られている。どんな時も対になる存在があって僕は自分が大切にしたいものに気付けた。曲を聞いた人それぞれの愛々。大切な誰かと過ごした掛け替えのない景色と重なり合えたら幸いです。」

 映像の内容は、所属事務所や多くの芸人仲間からの協力を得て集めた写真や映像を紡いだスペシャルムービーとなっていて、トンツカタンのこれまでの活動の軌跡を描いた映像作品となっている。映像全編に森山直太朗本人の手書きの歌詞が表示され、『愛々』が持つ「誰しもが原風景としてある、人と人とが連なった経験、そしてそこから成長していくこと」という楽曲コンセプトが重なり合う、3人の活動の軌跡に寄り添ったそんなスペシャルムービーとなっている。この『愛々』スペシャルムービーは、そもそもは森山チームからトンツカタンへの一方的なプレゼント企画ではあったものの、その枠を飛び越え、多くの方々にそれぞれの大切な人や在りし日の掛け替えのない季節を思い出してもらえるような作品になっているのではということから本日より公開となった。

 このスペシャルムービーを観た元トンツカタンの3人からはコメントが寄せられ、さらに森山直太朗本
人からもコメントが届いた。

 <元トンツカタン メンバーコメント> ※五十音順

 こんなにも素敵な楽曲に携わらせていただきありがとうございます。森山直太朗さんの「夏の終わり」を何度も何度も聴いていた野球部員だった学生時代のお抹茶が聴いたら、腰を抜かしてお茶をこぼすと思います。

 僕たちが歩んできた13年間。

 良い思い出もつらい思い出も、数えきれないほどありますが、このスペシャルムービーを通して僕たちが笑い合っていた日々が確かに存在していたことを、改めて知ることが出来ました。なんてありがたい人生だったのでしょうか。

 いま僕たちは、それぞれの道を歩いています。

 僕も、2人に負けない様に歩いています。ゆっくりですが、なるべく止まらない様に歩いています。それでも、もし立ち止まった時、そして振り返った時、僕には、この「愛々」があるのだと思うと、もうすでに立ち止まるのが楽しみです。

 「愛々」という素敵な楽曲が、僕たち「トンツカタン」を通して、たくさんの人の心に染みこんでもらえたら…そして、その少しでもお役に立てていたら…と、最後のお仕事のつもりで祈っております。本当にありがとうございまっちゃでした。

 お抹茶

―――――――――――――

 昔のことを思い出さないように、振り返らないようにしていました。
 このスペシャルムービーを見るまでは。
 昔のことをちょっとは振り返ってみようかな、思い出してみようかなと思うようになりました。この曲を聴いてから。ただのひと組の芸人の解散。

 それをこんなにも美しく儚いものへと昇華させてくれる森山直太朗さんの声に、今も心が震えて止まりません。

 櫻田佑

―――――――――――――

 芸人になって初めて経験した解散でした。
 3人がより良い未来に進むための決断とはいえ、やはり心苦しくて、このような機会がなければトンツカタンを振り返ることはなかったかもしれません。
 でも森山直太朗さんのおかげで、僕らは誰よりも贅沢な解散をさせてもらったと胸を張って言えます。
 『愛々』で締めくくれたのなら、この13年間も悪くなかったよね。

 トンツカタン森本

 <森山直太朗コメント>

 お三方の温かなコメントを拝見して、この企画をやって良かったと心から感じました。
 その道のりが険しく愛しいほど別れには不安や後悔がつきまといます。
 傍目には決して分かり得ぬそれぞれの苦悩。言いかけて飲み込んだ言葉。
 それでも幾つかの失敗と誰かを信じられたその勇気は未来の自分の大切な糧でしかありません。
 お抹茶さん、櫻田さん、森本さん。数々の笑顔と感動をありがとうございました。そしてこの先の人生になけなしのエールを。
 『愛々』が皆さんが過ごしたかけがえのない季節とこれから歩むそれぞれの轍を優しく照らしてくれる事を信じて。

 森山直太朗

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)