INTERVIEW

豊田ルナ

「細く長い火をずっと燃やし続けられたら」三刀流の活躍 映画初主演


記者:編集部

写真:村上順一

掲載:26年06月08日

読了時間:約3分

 豊田ルナが、映画『シーシュポスたちのまなざし』(公開中)で映画初主演を果たした。“噂と正義”の狭間でもがきながら見えない真実を追い求めていく若者たちの姿を描く青春サスペンス。豊田は、高校時代の“とある事件”を題材にドキュメンタリー映像を制作しようと奮闘する大学生・黒田真優を演じている。子役からそのキャリアをスタートさせた豊田は現在、俳優・アイドル・グラビアアイドルと三刀流の活躍をみせる。そんな彼女が挑む初映画主演作。どのような思いで臨んだのか。そして、自身の現在地をどう捉えているのか。※記事は動画インタビューからの抜粋となります。詳細は本編をご覧ください。

映画初主演

――主演が決まった時の率直な感想を教えてください。

 え?ウソと思いました(笑)これまで長く芸能活動をさせて頂く中で、直前でお仕事がなくなってしまう経験もあったので、現場に行くまでは信じないようにしていました。顔合わせに行って、やっと実感が湧いてきたという感じです。嬉しい気持ちはもちろんありましたが、そうじゃなかった時のための心の準備もしていました。

――演じられた「黒田真優」という役について、どのような印象を持ちましたか?

 真優は「普通の大学生」という印象です。キラキラした「大学デビュー」をしたような子ではなく、かといって暗すぎるわけでもない、真面目で熱心な子だと捉えました。監督からも「普通感がほしい」と言われていたので、極力その真面目さを出そうと意識しました。

――役作りで特に意識したことは何ですか?

 大人になりきれない曖昧な年齢の、曖昧な感情を出せるように頑張りました。私自身、感情を表に出すのがあまり得意な方ではないのですが、役としては自分が思っているよりも2倍強めに喋ったり、表情に出したりして、全ての事柄に対して100%の気持ちで挑むようにしました。

豊田ルナ

膨大なセリフ量

――共演者の皆さんの印象はいかがでしたか?

 平野(宏周)さんは『ウルトラマン』シリーズの先輩で、以前もお芝居をしたことがあったので安心感がありました。現場ではムードメーカーとして皆を和ませてくれました。髙岡優ちゃんや染野有来ちゃんともよく話しましたし、移動中などはみんなで水平思考ゲームの『ウミガメのスープ』にハマっていました。ちなみに、そのゲームが一番上手だったのは山下航平さんです。

――撮影中の大変だったエピソードはありますか?

 この作品はインタビューシーンがメインで構成されているので、セリフの量がとにかく多くて、台本を見た時は恐れおののきました。難しい言葉も出てくるので、(観ている方に)意味を違えて受け取られないようにと必死でした。皆が楽しそうにゲームをしている横で、私は「セリフを飛ばさないように!」とずっと台本に向き合っていました(笑)

豊田ルナ

これかも挑戦

――活動を続ける上での「原動力」になっている食べ物や言葉は?

 食べ物では、美味しいものが好きなので全般です。大きな仕事が終わると、マネージャーさんが美味しい焼肉などのお疲れ様会を開いてくれるので、それを楽しみに頑張っています。言葉では、「壊すのは簡単、作るのはもっと難しい」というのを大切にしています。一から作り出すことは難しいことなので、たとえ失敗に終わっても挑戦した自分を褒めてあげようと常に思っています。

――俳優、グラビア、アイドルと多方面で活躍されていますが、ご自身の「現在地」をどう見ていますか?

 ここまで継続して活動してこられたのは、周りの支えと、自分の中の「頑張りたい」という火が小さくなっても消えなかったからだと思います。「細く長い火をずっと燃やし続けられたら」と最近は考えています。これからもやったことがないことにどんどん挑戦したいですし、過去を大事にしながらも、執着しすぎずに新しい目標を見つけていきたいです。

豊田ルナ

(おわり)

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村上順一

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