麻生久美子、役作りの“暗闇”から脱出「ここに存在してもいいんだ」
『月夜行路 ―答えは名作の中に―』の制作発表会見
女優の麻生久美子がこのほど、都内で行われた日本テレビ系新水曜ドラマ『月夜行路 ―答えは名作の中に―』の制作発表会見に登壇。W主演を務める波瑠とともに、役柄への深い思いを語った。
本作は、文学オタクのバー店主・ルナ(波瑠)と、孤独な主婦・涼子(麻生)が、旅先の大阪で発生した殺人事件を名作文学の知識で解決していく「痛快文学ロードミステリー」。
麻生が演じる沢辻涼子は、家庭内で「空気のような扱い」を受けている専業主婦。20年前の後悔を抱える彼女は、ひょんなことから出会ったルナに強引に連れ出され、初恋の相手を探す旅に出ることになる。
会見で麻生は、「ルナさんのような際立った個性があるわけではない“普通の主婦”をどう演じれば共感してもらえるか、ずっと暗闇の中にいた」と役作りの苦悩を吐露。しかし、前日の撮影でようやく「ここに存在してもいいんだ」という手応えを掴んだといい、現在は確信を持って現場に立っていることを明かした。
大阪ロケの話題では、波瑠との仲睦まじいエピソードも。波瑠の食べっぷりの良さに惹かれ、「たくさんあげたくなってしまう」とおやつやコーヒーを差し入れしているという。麻生は「しっかりしている彼女に、おんぶに抱っこで頼りきっています」と茶目っ気たっぷりに語り、信頼関係をのぞかせた。
また、本作のサブタイトル「答えは名作の中に」にちなみ自身の「名作」を問われると、三浦綾子の『塩狩峠』、梶井基次郎の『檸檬』、マンガでは「うしおととら」と「ワンピース」を挙げた。特に『檸檬』については、スタッフTシャツのデザインに取り入れようと画策するほどの愛着ぶり。最後に「ルナさんの“ワトソン役”として支えていきたい」と意気込みを語り、会見を締めくくった。
会見には波瑠、栁俊太郎、作間龍斗(ACEes)、渋川清彦、田中直樹も出席。ドラマ『月夜行路 ―答えは名作の中に―』は4月8日(水)夜10時スタート。
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