日本レコード大賞新人賞歌手の小山雄大が、自身の公式YouTubeチャンネル『小山雄大の雄ちゅ〜ぶ』で展開してきた料理企画「小山雄大のヒヤヒヤクッキング」が、12月7日第4回目をもって最終回を迎えた。(※ネタバレあり)

 2024年に日本レコード大賞新人賞を受賞した小山は、2025年にリリースした母への恩返しがテーマの楽曲「じゃがいもの花」にちなみ、じゃがいも料理に挑戦し続けてきた。これまでの挑戦は、母の日の「肉じゃが」入念な練習で自信を見せた「ジャーマンポテト」、そしてミキサーの故障やスープの「ザラザラ」感を乗り越えた「ヴィシソワーズ」と、着実に腕前を上げてきた。

 迎えた最終回のメニューは「コロッケ」。小山にとって揚げ物料理は人生初の挑戦であり、まさに企画名にふさわしい“ヒヤヒヤ”が予想される。

最終回は自家製じゃがいもで勝負!

小山雄大のヒヤヒヤクッキング♯4場面カット

 今回の撮影は、普段の「Liveレストラン青山」から場所を変え、所属事務所での開催となった。そして、主役となるじゃがいもは、なんと小山自身が事務所のベランダで栽培したものを使用。少し可愛らしいサイズの自家製じゃがいもと、合いびき肉、玉ねぎなどを用意し、挑戦がスタートした。

 調理開始当初、第2回目からアシスタントを務めてきたディレクターの湊尚子氏がおらず、小山は「寂しい、心細い」と漏らしながら、一人でじゃがいもの皮剥きや、電子レンジでの加熱に挑んだ。

 玉ねぎをみじん切りにし、バターを溶かしたフライパンで挽き肉と一緒に炒める際も、前回までの成長ぶりが見て取れた。玉ねぎと肉は塩コショウとハンバーグなどにも使われるナツメグで味付けされていたのもポイントだ。

迷コンビ再結成!

小山雄大のヒヤヒヤクッキング♯4場面カット

 じゃがいもに火が通り、マッシャーで潰して種を作る工程の終盤、ついに「ヒヤヒヤクッキング」の名物コンビ、湊ディレクターが「繋ぎ(バッター液)が大事」と卵を手に現場に駆けつけた。すると小山は「今日はもう来てくださらないのかと思った」と安堵し、息の合った(?)トークで盛り上がり、7個の小判型コロッケを整形し「ラッキーセブンだ」と喜ぶ小山。

 揚げ物をソースではなく塩で食べることが好きだという小山は、2種類の特別な塩を用意した。一つは、小山が観光大使を務める北海道・奥尻島の「奥尻ワイナリーのワインソルト」。もう一つは、新曲「じゃがいもの花」のカップリング曲「沖の島遥か」にちなんだ高知県にある土佐沖の島塩業の塩である。実食した2人の感想はいかに!?

 小山は、今回の挑戦を通じて、料理が「いい勉強になった」と振り返り、今後も自宅でじゃがいも料理に挑戦し続けることを宣言した。

 この「ヒヤヒヤクッキング」シリーズは、演歌歌手としての真摯な姿とは違う、小山のひたむきな努力と成長、そして周囲の温かいツッコミが詰まった、心温まる企画となった。また、彼の成長を追うドキュメンタリーのようだった。歌手として大舞台に立つ彼が、慣れないキッチンで調味料の順番(さしすせそ)に戸惑ったり、火をつけ忘れたり、ミキサーが動かなかったり と、まさに「ヒヤヒヤ」の連続。しかし、彼が最終回で「自家製じゃがいも」を使い、初めて揚げ物に挑戦し成功させた姿は、「苦手なことにチャレンジしたい」というデビュー2年目の目標 を体現しており、ファンに大きな勇気を与えるだろう。

小山雄大のヒヤヒヤクッキング♯4場面カット

【小山雄大 Official YouTube Channel】
https://youtube.com/@koyamayudai-official?si=bSyzhErNOqT0dMIZ

【小山雄大公式ホームページ】
http://koyama.migan.co.jp/index.html

【キングレコード公式ホームページ】
■小山雄大アーティストページ
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=46617

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