高橋一生

 高橋一生が8日、都内で行われた特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」取材会に出席した。東京国立博物館 本館特別5室で、9月9日から11月30日までの期間、同展が催される。

 奈良・興福寺の北円堂に安置の、国宝 弥勒如来坐像と両脇に控える国宝 無著・世親菩薩立像。鎌倉時代を代表する仏師・運慶の晩年の傑作として広く知られているが、修理完成を記念して約60年ぶりに寺外公開。弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7躯の国宝仏を一堂に展示される。

 本展の広報大使を務める高橋一生はこの日の朝、内覧。「非常に凝縮された美しい祈りの空間に居させて頂いているなと。特等席で見させて頂いて、改めて広報大使に任命頂きましたことを心より幸福に思いました」

 高橋は音声ガイドのナビゲーターも務めた。「できる限り、これを見られる方たちの邪魔にならないような声の運びやリズムを意識させて頂いております。なのでこういった機会を頂けるかどうかは皆さんの反応にかかっているのではないかと。できる限り邪魔になっていなければ良いんですけど。うるさかったら外していただいて」と笑いつつ「この空間の感じ方というのは色々な感じ方があると思いますので、それぞれにこの像と祈りの空間に向き合って頂ければ」と語った。

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