事件解決のため大毅と共に身代金を運ぶ水上涼介(本郷奏多)©フジテレビ

 森川葵が主演を務め、本郷奏多がスティンガースチームの一員である水上涼介を演じる『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~)第4話が8月12日に放送された。(ネタバレあり)

<ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』>

 日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端
チーム・通称“スティンガース”の活躍を描く、完全オリジナルの“爽快コンゲーム(だまし合
い)エンターテイメント”。

〈水上涼介(本郷奏多)〉

 公安部からの異動。カードゲームやボードゲーム、ギャンブルまで広くカバーするゲームマニア。世界の頭脳ゲームのルールを熟知し、プレイヤーとしても超優秀。ゲームで培った才
能を活かし、ルールさえ理解すれば展開を見通せる知略をもち、ゲームを通じて密かに警察
内での人脈を築き上げている。

◆第4話・注目ポイント

身代金誘拐が発生し、運搬役となった子供、大毅を護衛するために父親役となった水上。
事件解決のため、水上は大の苦手な子供と奮闘する!

<【第4話】8月12日放送:あらすじ※ネタバレあり>

 警視庁特別捜査本部では、捜査一課による『沢村佳恋ちゃん身代金目的誘拐事件』の緊急捜査会議に二階堂(森川葵)と西条(玉山鉄二)が参加していた。捜査一課から、囮捜査の協力要請が入ったのだという。

 スティンガースルームにメンバーが集まると、二階堂は事件の概要をモニターに映し出す。化粧品会社社長・沢村広海の長女・佳恋が何者かに誘拐され、自宅に身代金8000万円を要求する電話があったのだ。

 犯人は身代金の受け渡しに息子の大毅を指名してきたが、警察としては子ども一人で行かせるわけにはいかない。大毅は父親がついてきてくれるなら行くと言うが、広海は七年前に離婚していて、今は父親と連絡が取れない。そこでスティンガースの誰かが父親役をやり、大毅を護衛することに。いったい誰がやるのか…なんとなく乾(藤井流星)に視線が集まる中、二階堂が指名したのは大毅とどことなく雰囲気が似ている水上(本郷奏多)だった!

 子供が大の苦手な水上だったが、事件解決のため大毅と共に身代金を運んでいく。その途中、「大阪行きの高速バスに乗る」と小山内(井内悠陽)に言い残し、水上と大毅は行方がわからなくなってしまった。

 犯人の指示に従い、バスの停留所に到着した水上と大毅。そして大毅が身代金を持って犯人が指示した場所に向かおうとしたその時、水上が呼び止める。水上にはこの誘拐事件の犯人がわかっていた。誘拐事件の犯人はなんと、大毅だった。大毅は父親に会いたい一心で家の使用人たちと漫画に出てくる誘拐事件のストーリーを基に狂言誘拐を行っていた。全てを話した大毅に水上は悲しい事実を伝える。大毅の父親は亡くなっていたのだった―。

 大毅を慰め、沢村家に戻る2人。だが事件はこれで終わってはいなかった。夜、山中で紙を燃やしている人物に声をかける二階堂。その人物とは沢村家の使用人、須藤だった。須藤は違法ギャンブルに沢村家の金庫にあった金を使い込んでしまっていた。

 困っていた須藤は大毅が計画した狂言誘拐を利用し、身代金として8000万が使われてしまったという形で証拠を隠滅しようとしていたのだった。連行されていく須藤。小さな子供の純粋な想いを利用した須藤に対して、水上は静かに怒りをにじませながら視線を送っていた。

番組情報

◆火9ドラマ

スティンガース 警視庁おとり捜査検証室
毎週火曜 午後9時~9時54分
※放送終了後TVer、FODにて見逃し配信

<出演者>
森川葵、藤井流星、本郷奏多、志田彩良、井内悠陽、杉本哲太、玉山鉄二 ほか

<スタッフ>
脚本:徳尾浩司(『おっさんずラブ』『ライオンの隠れ家』など)
演出:松原浩、中島悟、伊藤彰記
編成プロデュース:水戸祐介
プロデュース:松原浩、大庭佑理、難波利昭
制作協力:イカロス
制作著作:フジテレビ

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