広瀬すず

 広瀬すず、木戸大聖、岡田将生、キタニタツヤ、根岸吉太郎監督が22日、都内で行われた映画『ゆきてかへらぬ』公開記念舞台挨拶に登壇した。

 「文化の百花繚乱」の様相を呈した大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた。

 天才詩人・中原中也(木戸大聖)、文芸評論家・小林秀雄(岡田将生)の2人の天才に愛されながら、自身の夢や想いを真っ直ぐに貫いた女優・長谷川泰子を演じた広瀬すず。

 男女3人の友情、尊敬、嫉妬が入り混じる激しく“赤い青春”を目が眩むほどの熱量で放つ作品に合わせてか、深いスリットが入った赤をベースにしたドレス姿で登壇した。

 広瀬は「当時は無我夢中でやっていたんですが、撮影は2年前なので。2 年たってから観て、こんなシーンがある、こんなシーンがあったんだと、記憶をたどるような時間になってしまって。客観的に観ることができなかった。だから逆に皆さんからいただいた言葉とか、伝えてくださった感想などを通じて、こういう風な映画になったんだということが多いからこそ、皆さんの言葉が聞きたいです」としみじみ語った。

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