白竜、北野武監督作『Broken Rage』で若頭役　売人役の國本鍾建も出演に喜び

　北野武監督の最新作となるAmazon Original 映画『Broken Rage』が14日から世界独占配信される。先日、都内で行われた会見には、北野武監督をはじめ、浅野忠信、大森南朋、白竜、國本鍾建が登壇した。

　北野監督が「暴力映画におけるお笑い」をテーマに制作した実験的な要素もある映画。約60分の映画を前半と後半のパートに分け、前半では警察とヤクザの間で板ばさみになった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する骨太のクライムアクションを描き、後半は前半と同じ物語をセルフパロディという手法を使ってコメディタッチで描く。

　麻薬売買を取り仕切るヤクザの若頭・富田役の白竜。「北野監督の作品にはたくさん出させて頂いているんですが、今回も『（監督に）お任せします』と。『まな板の鯉」のような『いくらでも料理してください』という気持ちでやらせていただきました。現場は和気あいあいとしていて、楽しい現場でした」と振り返った。

　また、クスリの売人役の國本鍾建は「監督からのオファーはいつでも嬉しい気持ちになって幸せな心もちになります。ただただ感謝の気持ちに尽きます」とキタノ組の“新たな試み”に参加できた喜びを明かした。