北野武、転換の合間に突如耳打ち　「はい…」と恐縮する浅野忠信

　北野武監督の最新作となるAmazon Original 映画『Broken Rage』が14日から世界独占配信される。先日、都内で行われた会見には、北野武監督をはじめ、浅野忠信、大森南朋、白竜、國本鍾建が登壇した。

　北野監督が「暴力映画におけるお笑い」をテーマに制作した実験的な要素もある映画。約60分の映画を前半と後半のパートに分け、前半では警察とヤクザの間で板ばさみになった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する骨太のクライムアクションを描き、後半は前半と同じ物語をセルフパロディという手法を使ってコメディタッチで描く。

　北野武が監督・脚本・主演を務め、主人公のねずみを麻薬捜査の覆面捜査官として捜査協力させようとする井上刑事役を浅野忠信、井上刑事とコンビを組む福田刑事を大森南朋が演じる。

　この日の会見では、『SHOGUN 将軍』で第82回ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞した浅野忠信を、大森南朋が「浅野くん、ゴールデングローブ賞受賞おめでとうございます」と祝福する場面があった。

　その後、本作への思いを語るトークセッションが行われ、フォトセッションに移行する転換の合間に、北野監督が浅野に何やら話しかけた。その内容こそ聞こえなてこなかったが、浅野の「はい」という返事だけは響いた。

　フォトセッション中も浅野に話しかける様子も。ゴールデングローブ賞受賞へのお祝いの言葉を送っていたのか？　映画『首』の会見では、浅野を主人公にした作品を作りたいとも語っていた北野監督。何を話かけていたのか気になるところだ。