歌手の倖田來未(32)が27日、さいたまスーパーアリーナでメジャーデビュー15周年を記念した全国ツアー『Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~』のファイナル2DAYS公演の初日を迎えた。最終公演は28日、同地で行われる。

 オープニングで、高さ8.5メートルもある宙づりのオープンカーに乗って登場したかと思えば、命綱なしのフライングパフォーマンスも。更には、7月発売のアルバム『SUMMER of LOVE』からの新曲「HURRICANE」なども初披露するなど、記念ツアーの名にふさわしい豪華演出で、2時間半にわたって1万6000人を魅了した。

 ライブ終盤には、自身の15年を振り返りながら「(デビュー当時は)他のアーティストさんにないものを見つけるので必死だった。セクシーなパフォーマンスをしている方がいなかったので、これが私の個性だと思ってやった。けどやり出した頃は周りから言われて間違っていると思ったけど、皆に支えられて今は自分らしくできている。だから、皆も周りから言われるかもしれないけど、自分の人生ですから大事にしてほしい。ライブを通して、忘れかけた夢をもう一度、周りの声を気にせず思い出してほしいと思ってライブを行わせて頂きました」とライブ、そしてアルバムに込めた思いを語った。

 更に、ライブに参加してくれたファンへの感謝を涙交じりに述べて「あの時に(倖田の)曲で勇気づけられたなと思ってもらえるような音楽をもっともっと作っていかないといけないし、必要と思われるようなアーティストとして居続けられるようにしたいと思っています。人生の中で思い出した時に、振り返った時に倖田來未の音楽が背中を押してくれたなと言ってもられるような、もっともっと歌っていきたい。私自身、環境が変わって結婚したり、子供ができたりしたけど、こうやって皆と笑顔でいられることを嬉しく思っています」と語った。

 ※なおライブレポートは後日、掲載します。

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