[写真]palet君島卒業公演(1)

卒業を公演を行ったpalet

 女性アイドルグループのpaletが21日、東京・渋谷の恵比寿ザ・ガーデンホールで結成3周年記念公演『palet 3rd Anniversary LIVE ~Time to Change~』を開催。インディーズ時代の楽曲からこれまでに発表した持ち歌33曲全てを披露、この公演をもって卒業する君島光輝、そして木元みずきの最後のステージに華を添えた。

[写真]palet君島卒業公演(3)

 この日は、彼女達の軌跡を振り返るようなセットリストだった。体調不良の木元は本編には参加しなかったものの、君島を含めた6人で披露。インディーズ時代の楽曲をメドレー形式で披露したかと思えば、最新曲「Time to Change」を初めとする歴代シングル曲や、合間には中野佑美が自身作詞作曲の新曲「Unforgettable」をエレキギターを抱えて熱唱するなど、持ち歌全てを惜しみなく披露。君島との思い出を回顧しているようでもあった。

 数日前に体調を崩していた君島。途中のソロパートで声が出なくなるハプニングもあったが、仲間に支えられ、最後の舞台を華やかに、そして可憐に舞った。

 アンコールでは、本編に参加できなかった木元みずきがステージに現れた。わずか数分の7人最後の挨拶。涙で頬を濡らす木本は声を振り絞り「私は明日からpaletじゃなくなるけど、皆に負けないぐらいpaletを応援する。paletと、しっかりと夢を追いかけているみっきー(君島)を応援してください。そして、私の事も忘れないで」とファンにメッセージを送った。

[写真]palet君島卒業公演(4)

 女優への道を歩む君島には、同い年でキャプテンの藤本結衣から手紙が贈られた。藤本は、君島との思い出を振り返りながら「みっきーは完璧な理想のアイドルです。だから一緒にアイドル活動ができて幸せでした。みっきーの熱い心は皆が引き継いだと思うから。これからもみっきーとはどこまでも一緒です。3年間隣にいてくれてありがとう」と送辞。

 その後は、今のpalet、そして君島を投影させた「ありがとう」、そして最後は「勝利のシール」を笑顔で歌い、明るい雰囲気で2人を送り出した。

 2人がいなくなったあと、5人となったメンバー。それぞれがこれからの意気込みを語ると藤本が「2人が抜けて不安な声もあるかもしれないけど、皆の居場所を無くさないように、そして後悔させないようにしたい」と述べると、新メンバー加入を発表。「新体制で愛を返していけるようにしたい」と語った。
[写真]palet君島卒業公演(2)

 自身初の全国7大都市ツアーが8月からスタートすることも発表された。舞台袖で見ていた君島も「東名阪以外にも行きたいって言っていたから」と涙ながらに喜ぶなど、paletにとっては念願の全国ツアー。藤本も「君たちの街に会いに行くよ!」と笑顔で意気込みを見せた。

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