NGT48北原里英、卒業の松井玲奈へ「いずれ共演したい」

　NGT48北原里英（23）が12日、都内で行われた短編映画の上映イベントに出席。卒業を発表したSKE48松井玲奈（23）に向けて「私も女優を目指しているのでいずれ共演ができたら嬉しい」と語った。

　映画は、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル＆アジア」とAKB48グループがコラボレートして制作される「AKB ShortShorts」。ショートフィルムにAKB48グループのメンバーが出演。１作品10分とした作品を９本制作して劇場公開される。既に４作品が制作され、残り５作品は今後、制作が進められていく。

　このなかで北原は、短編映画「お電話ありがとうございます」に、コールセンターのオペレーター役として出演。未来からかかってきた苦情電話がきっかけで繰り広げていく物語で「SF的で、コメディタッチで描かれているので楽しめると思います」とアピールした。

　女優志望の北原は「明るいコメディ作品が多いのでシリアスな物語にも参加したい」とも。共演したい相手には、先日ラジオ番組で、芝居の道が理由の一つとして卒業を発表したSKE48の松井玲奈をあげ「いずれ私もお芝居の道に行きたいなと思っていますので、卒業した後にどこかで共演ができたら素敵だなと思います」と語った。

　また、俳優の山田孝之（31）の演技力に“ハマっている”として「シリアスからコメディなど幅広く演じている役者さんだと思うので（演技を）近くでみてみたい」と明かした。

　上映イベント後に行われた囲み取材では、総選挙やNGT48、松井玲奈の話におよんだ。

　先日開催されたAKB48選抜総選挙で前回19位から11位へと躍進し、３年ぶりに選抜入りを果たすが「前回、指原がセンターだったときは私は選抜に入れていなかったので、せっかく指原がセンターなのに自分が曲に参加できなかったことが悔しかった。今回は一緒に参加できるので嬉しいです」と述べた。

　また、自身の躍進の要因については「NGTに移籍するということで、今いるファンの方々に“手ぶらではいかせないぞ”という気持ちがあったと思います。そして、新潟県の方も少なからずは投票してくれたと思う」とめぐらした。

　新潟に新設されるNGT48については「今はオーディションの最中でメンバーが決まっていないから分からないけど、乃木坂46さんではないですが、直ぐにでもAKB48のライバルになれるように頑張りたい」と意気込み。更に「新潟県は素敵なところなので新潟を舞台にした映画も」とものべた。

　更に、松井玲奈にも触れて「発表してから玲奈ちゃんには会っていないので直接、言葉はかけられていないんですけど、玲奈ちゃんがお芝居をしたがっていたというのは皆も気付いていたと思うし、私も同じ夢を持つので、切磋琢磨していきたいと思っています。（卒業は）淋しいんですけど、それよりも“おめでとう”という気持ちが大きいです」と語った。

　自身の卒業については「NGTあるのでしばらくはアイドルとして頑張っていきたい」と否定した。　　【取材・紀村了】

＜AKB ShortShrots ＞
制作された短編映画は以下の通り。

「お電話ありがとうございます」監督：名倉愛 脚本：隈部雅則 出演：北原里英（NGT48） 相島一之
「赤い糸」監督：曽根剛 脚本：吉原れい 出演：茂木忍（AKB48） 谷内里早 菊地燎 瑠衣夏
「回想電車」監督：比呂啓 脚本：隈部雅則 出演：宮澤佐江（SKE48） 美山加恋 ／ 長谷川初範
「さおり」監督•脚本：廣瀬陽 出演：中西智代梨（AKB48） 秦瑞穂 中村龍介