YOSHIKI、頚椎手術後初の生放送に車椅子で登場 完走後ファンミで体調急変し途中退場
YOSHIKI
YOSHIKIが20日、YOSHIKI CHANNELで自身三度目となる頸椎手術後初めての生放送をロサンゼルスにある自身のスタジオから行った。YOSHIKIは車椅子にコルセット姿で登場し、手術後の経過や現在の心境について語った。放送終了後には、ファンコミュニティ「YOSHIKI+(PLUS)」のZoomファンミーティングが実施されたがYOSHIKIが体調を崩し、急遽延期となった。
時間通りに開始された 「YOSHIKI CHANNEL」で、司会進行やファンとの交流に丁寧に対応した結果、予定の時間を大幅に超えてしまい、これらも影響した可能性があるとみられている。実は、YOSHIKIは医師から深夜0時以降の仕事を控えるよう指示を受けていたことも判明した。
この日YOSHIKIは、この生放送を行う前に、医師の判断を仰いだ上で、米ロサンゼルスで開催されたアジア殿堂賞(Asian Hall of Fame)の授賞式に出席し、プレゼンターを務めた後での出演というハードなスケジュールとなっていた。なお、「YOSHIKI+(PLUS)」については、YOSHIKI本人の希望により、サービスが開始された8月から10月までの3ヶ月分について、全会員に全額払い戻しされることが決定した。次回のファンミーティングは11月に実施される予定だ。
YOSHIKI CHANNEL の放送内では、手術前後や現在の自身の状態について説明。 「皆さんには心配をかけましたが、順調に回復しています。健康を大切にしつつ、新しい芸術を生み出していきたいと思ってます」と感謝の気持ちを表明しつつ、実は7年前に行った首の手術が成功ではなかったことも明かした。
今回の手術前の検査で前回挿入された人工椎間板が固まっていることが判明したことも説明し、その原因については複数の要因が考えられるものの「今回は手術が無事に成功したと医師から聞いています」と安堵の思いを語った。また、手術の影響で手術前より痛みがあり、現在は強めの痛み止めを服用しているとし、今後は数週間をかけて薬の強度を下げながらリハビリを行う予定であることを述べた。
また、700 万回以上再生されているYOSHIKIが術後に投稿したInstagram動画は、Lana Del Rey の「Young And Beautiful」の歌詞を「Will you still love me when I got nothing but my 3rd neck surgery? 3度目の首の手術を受けた後も俺をささえてくれますか?」とユーモアを交えてコメントしたものであることも明かした。
放送の中では、YOSHIKIは自身がデザインしたスタッズ付きのロック仕様に改造が施された世界に一つだけの車椅子についても紹介。「痛いからといってわめき散らしても何も変わらない。今できる最大限のことをしながら、おもしろく楽しんだ方がいい」と困難な状況でも前向きな姿勢を大切にしているYOSHIKIが自身の哲学を語った。
また、番組スタッフからのアメリカでの高額な手術費用の問いかけについても触れ、「アメリカの手術代は本当に驚くべき額です。支払いはYOSHIKIデザインの楽天カードで済ませました (笑) 」と語り場の雰囲気を和らげる場面がみられた。
SNSにはYOSHIKIの姿に対する心配の声が世界中のファンから多く寄せられ、「Yoshiki さんの笑顔が見る事が出来て、嬉しいです」「I understand how much you love and miss your fans, but health comes first. We can wait. (ファンのことをどれだけ大切に思っていて、どれだけ会いたいと思っているかは理解していますが、健康が第一です。私たちは待っています。)」「番組スタッフの判断が遅過ぎた。無理は禁物!」 といった励ましのメッセージも見られた。
現在、YOSHIKI はロサンゼルスでの医師の指導のもと、回復を最優先にしながら、自身が手がけるハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」のパリデビュー 時の映像制作を進行しており、近日中に公開される予定となっている。
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