桜田ひより、原作者の言葉に号泣　声を震わせ「心に響きました」

　JO1川西拓実、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎、風間太樹監督が地内で映画『バジーノイズ』（３日公開）特別前夜祭に出席した。

　【動画】涙を流す桜田に気遣いを見せた川西と栁

　本作は、ビッグコミックスピリッツ連載の青春音楽コミックを、大ヒットドラマ「silent」監督の風間太樹氏によって実写映画化。

　川西拓実とＷ主演を務める桜田ひよりは、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる。

　この日は原作者のむつき潤さんから寄せられた手紙が代読された。

　全編セリフが関西弁だった桜田にむつきさんは「マンガの潮が持つ魅力や担う役割はそのままに映画ならではの潮がそこにはいました。作者である僕が知らなかった潮を知りもっと好きになりました。関西弁に苦労なさったと各所でお話しされているのを知り、作者としては胸が痛いのですが、関西弁と決めたのは監督です。でも本当に情緒豊かでキュートな潮でした。ありがとうございます」と時折ユーモアを挟みながら思いを綴った。

　この言葉に途中から涙を浮かべ、こらえるのに必死で後ろを何度も振り返った桜田。「私こういうところで泣いたりはしないですけど、すごい心に響きました。潮ちゃんをやっていて自分自身成長できるところもありましたし、気づかされるところがたくさんあったので、自分人生のなかでとても大切な作品になりました」と声を震わせ感謝した。