蒔田彩珠(撮影=村上順一)

 窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、篠原哲雄監督が30日、都内で行われた映画『ハピネス』(5月17日に公開)完成披露試写会に登壇。本作の見どころや撮影エピソード、奇跡の出会いについて語った。

 【写真】映画『ハピネス』完成披露試写会の模様

 本作は、恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの 7 日間”。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする、余命 1 週間を告げられた高校生の由茉(演・蒔田彩珠)と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する雪夫(演・窪塚愛流)が繰り広げる純度 100%のラブストーリー。

 雪夫役の窪塚愛流(ドラマ「最高の教師 1 年後、私は生徒に■された」、映画『愛のゆくえ』)、由茉役の蒔田彩珠(映画『朝が来る』、ドラマ「おかえりモネ」)、雪夫の姉・月子役の橋本愛、由茉を支える父親役・山崎まさよし、人間ドラマの名手・篠原哲雄監督が舞台挨拶に登壇した。

 医者から余命1週間を告げられた高校生・由茉を演じる蒔田は、「約1年前くらいに撮影して、たくさんの人に観てもらえる日が来たことがとても嬉しいです」としみじみ。

 見どころについて蒔田は、「ロリータファッション」をあげると、雪夫の姉·月子役の橋本愛は、そのロリータファッションについて、「お洋服を着た時の2人が超かわいくて、尊くて、めちゃくちゃお似合いで、眼福でした」と絶賛。

 続いて、この作品にどのような気持ちで臨んだのか、その姿勢について蒔田は、「撮影の最中は、由茉と雪夫が最後の7日間をどう幸せに過ごせるのか、というのと、それをどう映像として残せるのかを考えてお芝居をしていました」と話すと、窪塚は「僕たちの全力を注いだ作品です」と、しっかりと役と向き合っていたことが伝わってきた。

 奇跡の出会いから生まれたストーリー、それにちなんで、自分の人生を変えるような奇跡の出会いについて聞かれた蒔田は、「ペットショップで出会った猫です。唯一無二の存在です」と笑顔を覗かせた。

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