ザ・ビートルズが、13日に発表された『第38回日本ゴールドディスク大賞』で、象期間中の作品・楽曲の正味売上金額合計が最も多いアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)を受賞した。

 3年連続、史上最多9度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)を受賞したザ・ビートルズ。今回は、『「ザ・ビートルズ 1967年~1970年」2023エディション』、『「ザ・ビートルズ 1962年~1966年」2023エディション』が「ベスト3アルバム」(洋楽)、『ナウ・アンド・ゼン』が「ソング・オブ・ザ・ イヤー・バイ・ダウンロード」(洋楽)を受賞し、計4冠を獲得した。

  今回の受賞作品・アーティストは、69作品・アーティストとなり、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、Snow Manが3年連続3度目の受賞、洋楽部門はザ・ビートルズ がGD大賞史上初となる9度目の受賞となった。Snow Manはアーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦)に加え、ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦)、ベスト5アルバム(邦)、ベスト5シングルなど計7賞を受賞、7冠を達成した。

 ザ・ビートルズは自身の持つ洋楽最多受賞記録を更新し、同賞9度目の受賞。9度のアーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞は邦洋合わせても過去最多受賞の快挙となった。「ベスト・エイジアン・アーティスト」初受賞のSEVENTEENは、アルバム・オブ・ザ・ イヤー(アジア)、ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(アジア)など計6賞を受賞した。

【アーティスト情報】

 1962年10月のレコード・デビューから、1970年4月10日に事実上の解散をするまで、わずか 8年足らずの活動にもかかわらず、数々の世界記録とともに、音楽・文化・ファッションだけでなく、社会・経済・ 政治──時代や国境を超えて世界中の人々に多大な影響を与えた、伝説のロックバンド。

【日本ゴールドディスク大賞とは】

 日本ゴールドディスク大賞は、CD、音楽ビデオ等の正味売上実績と音楽配信売上実績という客観的なデータに基づいて、その年のレコード産業の発展に貢献したアーティスト及び作品を顕彰するもの。1987年に創設されて以来、ポップス、ロックから、クラシック、ジャズ、純邦楽まで多岐のジャンルを対象に各賞を選出している。

【日本ゴールドディスク大賞ならびに対象期間について】

 本賞の選考基準は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績、ストリーミング再生実績」という客観的な指標に基づいている。第38回日本ゴールドディスク大賞は、当該年度(2023年1月1日~12月31日)の売上実績に基づき各賞 を授与。なお、ニュー・アーティスト賞のデビュー対象期間は2022年1月1日~2023年12月31日としている。

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