小室哲哉「globe」楽曲制作に着手、KEIKOの歌唱は「大変な道のり」
音楽プロデューサーの小室哲哉(56)が5日、今年で結成20年目を迎えた音楽ユニット「globe」の楽曲を作り直す作業に取り組んでいることを明かした。また、KEIKOの現状についても触れ「プロの歌唱などは高次機能障害の中では大変な、道のりなのが、現実。頑張ってサポートします」とも綴った。
小室は「globe2015、絶賛制作中!」などとクラブイベントで先行して聴いてもらう方針を打ち出し、「夏まで、お待ちを」とglobeがデビューした8月へ向けて準備を進めていることを報告。
これにファンは「往年の、極上の名曲達の2015ver…」「いよいよglobeの20周年year始動ですね」などと歓喜の声を挙げている。
小室は「globeの何百曲の中から、悔いが残っている楽曲をKEIKOのトラック、マークのトラックだけを残して作り直しています」と明かし、「リプロダクションではなく、RETRACSと呼びます」と説明を加えた。
そして、「時間の許す限り曲数は増やしたいなと、思い、クラブでは、先行して聴いてもらいます。楽しい」とし、クラブイベントでの先行公開をスタートさせる方針を綴っている。
これにファンは歓喜の反応。「めっちゃ楽しみ」「早く聞きたい」「KEIKOさんの声聴きたい!」「往年の、極上の名曲達の2015ver…想像しただけで戦慄が走る」「やっとglobeの快進撃」「いよいよglobeの20周年year始動ですね」などと喜びのリプライを続々と届けている。
さらに、小室は「globe2015、絶賛制作中!」と自らもテンションが上がった調子でツイートを綴り、来週のイベントから「ちょっとだけ」聴けることを報告。ファンからは「Love again」「Feel Like Dance」「SWEET PAIN」などglobeの名曲の数々がリクエストされている。
ただ同時に、病気のため療養中のKEIKOが現状で歌うことができるのか、との問いかけがファンから相次ぎ、小室は率直な胸の内を吐露した。
「なんとかしたいよねーまさに。声だけのトラックを聴くと昨日歌ったような、新しい声なので。ただ、プロの歌唱などは高次機能障害の中では大変な、道のりなのが、現実。頑張ってサポートします」
小室は壁が高いことを実直に受け止め、KEIKOのチャレンジを全力で支える覚悟を綴っている。
なお、小室によるとKEIKOの現状の音楽に対する意欲は「ピノ一個くらい」とのことだ。
小室は改めて、「ヒット曲選曲ではなく、もっと、みんなに響いたのにと思う曲を選んでます。夏まで、お待ちを」と今回の“RETRACS”には、当時のglobeの想いが伝わり切れなかった楽曲を選ぶことを示唆。globeがデビューした8月に向けて自らも期待感を抱いている心境を綴り、ファンは「KCOさん待ってます」と夢の実現への渇望を募らせている。
globeは、1995年8月にデビューした小室、KEIKO(KCO)、マーク・パンサーによる音楽ユニット。今年でデビュー20年目を迎え、小室は4月21日にツイッターで、「globe20歳のお祝いソングを創ります」と新曲を制作することを報告。「無理せずトライしてもらいます」と療養中の妻・KEIKOの参加も示唆していた。
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