[写真]ユーミン×秦×JUJU初共演の感動再び

コンサートのもよう

 4月18日・19日に東京国際フォーラムで行われたコンサート『EARTH×HEART(アース・バイ・ハート)LIVE2015』の模様が、22日午後7時からTOKYO FM系列で放送される。このイベントでは、松任谷由実や秦基博、JUJUが初共演したことでも話題を集めた。

 『EARTH×HEART』は、TOKYO FMをはじめとするJFN(全国FM放送協議会)加盟38社が主催したイベントで、過去に坂本龍一とユッスー・ン・ドゥールや小室哲哉とアース・ウィンド&ファイアー、ドゥービー・ブラザーズと玉置浩二なども出演している。

■夢の初共演に1万人が来場

 1990年の第1回開催から26年目を迎えたコンサート。TOKYO FM開局45周年でもある今年は、TOKYO FMにゆかりのある豪華アーティストの初共演が実現した。出演アーティストは、松任谷由実、秦 基博、JUJU、ストーリーテラーに、大沢たかお、演出に松任谷正隆、映像ディレクションにRhizomatiks(ライゾマティクス)。音楽史に刻まれる夢の初共演に、2日間で1万人が来場した。

■2115年発⇒2015年行き。時空を超えるフライト

 「EARH×HEART LIVE2015」のテーマは、「100年後の未来に種を蒔こう」。次世代のためにわたしたちは何を考え行動すべきなのか、その「種」を見つけていこう、というメッセージが込められている。ライブの設定は「100年後の2115年」から「2015年の現代」に向かうフライト。大沢たかおが紹介する様々なメッセージと、松任谷由実、秦 基博、JUJUのライブで、時空を超える旅へと観客を誘った。

■夢の初共演、松任谷由実×秦 基博×JUJU

 秦 基博は6枚目のシングル『フォーエバーソング』のカップリングで、荒井由実の名曲「晩夏(ひとりの季節)」をカバー。JUJUはカバーアルバム第2弾『RequestII』で、松任谷由実の「ANNIVERSARY」をカバー。2人が心からリスペクトするユーミンと夢の初共演を果した。

 3人は、白やシルバーの未来的な衣装で登場。オープニングを飾ったのは、JUJUがカバーするJAZZの名曲『Night And Day』、秦 基博がロマンティックに歌う『星に願いを』、ユーミンがカバーするボサノバの名曲『Chega de saudade』。時を超えて歌い継がれる名曲でライブが幕を明けた。

 自身の曲はもちろん、様々なかたちで贅沢なコラボレーションを披露。秦 基博とユーミンが歌う『リフレインが叫んでる』、ユーミンとJUJUが歌う『ラストシーン』、JUJUと秦 基博が歌う『朝が来る前に』。鮮やかな楽曲リレーに、観客からはどよめきと拍手が沸き起こった。

 さらに3人で歌う『やさしさで溢れるように』『守ってあげたい』では、感極まって涙する来場者もいた。クライマックスは、このライブのために共作した『POST CARD』。会場全体が一体となって手拍子で盛り上がった。

 アンコールでは、2015年の現代に戻った3人が、デニムスタイルに着替えて登場。秦 基博のロングヒット曲『ひまわりの約束』に続き、ユーミンとJUJUもステージに登場し、JUJUの『PRESENT』を披露。ラストはユーミンの永遠の名曲『卒業写真』を歌い上げた。

 このライブの一部が、中国の上海電台、中国国際放送、Radio Television Hong Kong、シンガポールのY.E.S FM、タイのRadio Thailand、イギリスのBBC、アメリカのカレッジFMなど、海外FM局でも近日放送される予定である。

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