©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー&ピクサーが贈る最新作、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く『マイ・エレメント』が8月4日に劇場公開された。これまで数々の“もしもの世界”で冒険や友情の物語を描き世界中を感動に包んできたピクサーが、27年の歴史において初めて、誰もがときめき、心が癒されてデトックスされるような“ロマンティックな物語”を描いた本作。一足早く公開された各国でも異例の大ヒットを記録し日本でも期待が高まっている中、日本で生まれた父を持ち、自身も幼いころから日本の文化に親しんできたというピーター・ソーン監督が「日本人も共感できるストーリーになっています」と断言した。

 火・水・土・風の4つのエレメント(元素)が、それぞれの特性を活かしユニークな生活様式で共生している[エレメント・シティ]が舞台となっている本作。これまで20年以上に渡って数々のピクサー作品に携わってきたピクサー・スタジオの重鎮ともいえるピーター・ソーン監督が、[もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?]という史上最もチャレンジングな“もしもの世界”を描いている。主人公はアツくなりやすくて家族思いな“火”の女の子エンバーと、涙もろくてやさしい自由な心を持つ“水”の青年ウェイド。自分の住むファイアタウンを出ることなく大好きな父の店を継ぐことを夢見て頑張っていたエンバーはある日、自分とは性質も性格も正反対なウェイドと出会い、少しずつ心を通わせていく。しかし、火と水のふたりはどれだけ仲を深めてもお互いに触ることすらできない…。そんな中ふたりの心が触れ合うとき、そこにはピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”が起きる。

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 日本との縁が深いピーター・ソーン監督はそんな本作について「火と水が恋をするストーリーには、やはりお互いの違いから生まれる衝突がたくさんあります。それは恐らく人間にも同じ話であり、日本にも同じことがあると思います。正反対の性格や文化の違いがあって、親はこうしてほしいのに、自分達はこうしたくないなど。そういったどこにでもある衝突が本作では描かれているんです」と語る。日本でも、ふたりの間に様々な障害がある中で結ばれる恋愛作品は多く描かれ人気を博しているが、そんな世界共通のテーマを、ピクサー特有の可愛らしいキャラクター、壮大で美しい世界観、誰の心にも響くメッセージとともに描き出しているのだ。

 既に公開を迎えたアメリカでは驚異のホールド率を維持しており、大手レビューサイトの Rotten Tomatoes ではオーディエンススコア93%、CinemaScore(R)(7月25日時点)では最高ランクの A 評価を獲得。作品の高い評価により評判が評判を生み、ニュージーランドやウルグアイでは公開後に前週比+100%以上を叩き出している週もあるほか、韓国では公開6週目にして再び1位を記録し動員は400万人を超えるなど、公開された世界10か国以上で大ヒットを記録している。アメリカでは「誰にとっても共感できるラブストーリーでした」、「心温まるロマンティック物語で大好き!」というピクサー初のロマンティックムービーに絶賛の声が寄せられるほか、「とてもいい映画で涙が止まらない」、「今年いちの最高の映画!感動して泣いてしまいました」など涙を流す人も続出し、ピクサー特有の感動も健在する本作。監督が日本人も共感できると断言する、何もかもが正反対のエンバーとウェイドが織りなすピクサー初のロマンティックムービーを、是非劇場で堪能してほしい。

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 ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年の記念イヤーに贈る、だれも知らないイマジネーションあふれる色鮮やかなエレメント・シティでの奇跡の出会い、そして予想もできない新たな“もしもの世界”の驚きと感動の物語に期待だ。
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