栁俊太郎、ゾンビ映画にコメディ要素も「現場では必死に逃げていた」
映画『ゾン100―』体験型イベント
赤楚衛二、白石麻衣、栁俊太郎、北村一輝、石田雄介監督が1日、都内で行われたNetflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』(3日世界独占配信)の一夜限りの体験型イベント『#ゾンフェス』に出席した。
Netflixシリーズ『今際の国のアリス』の麻生羽呂原作、高田康太郎作画で月刊サンデーGX(小学館)で連載中であり、7月9日からのアニメ放送&配信される同名作品がNetflix映画として実写化される。
街中にゾンビが溢れるという絶望的な状況を、「もう会社に行かなくていい!」という逆転の発想でポジティブに生き生きとサバイブする主人公のアキラを赤楚衛二。本作のヒロインである三日月閑(シズカ)役を白石麻衣。アキラの親友ケンチョこと竜崎憲一朗役を栁俊太郎。アキラが働くブラック企業で過度な精神的不可をかける典型的なパワハラ上司・小杉権蔵を北村一輝が演じる。
栁俊太郎は自身の役どころを「ケンチョは非常にビビりで頼りがいがない、情けない男なんですけど、そういう人間味のあるケンチョが成長していく姿を楽しんで頂きたいです」と紹介。
更に、ゾンビ映画とコメディ映画を両立させた本作の特長を問われると「現場での雰囲気はひたすら真剣で面白い場面を撮っている印象はなかったです。常にシチュエーションが笑えるから外から見ると笑えるけど、そこにいる本人たちは必死にゾンビから逃げていました。完成した作品を観た時に『あ、そこで笑うんだ』と気付くぐらい現場は熱かった」と振り返った。
そして、ゾンビの世界だからこそ、日常のしがらみから解放され、ポジティブにやりたいことを叶えていくという本作のテーマにちなみ「最近解放されたいこと、モヤモヤしているこ」を事前に募集。寄せられた「解放されたい」悩みを答えていった。栁への悩みは「本や雑誌が増えすぎて山積みに。本棚を買って整理して、山積みの本から解放されたい!」。栁の答えは…。
「本棚を買うと部屋が狭くなるので、壁に貼ればいいんじゃないですかね。僕はレコードが好きで集めているけど量が増えてパンパン。でもバーに飲みに行ったら、レコードが天井に飾ってあって、それを見てかっこいいと思って。だからそうすればいいと思います」としつつも「ペラッと落ちてくるかもしれないけど」と笑った。