北野武監督最新作『首』場面写真、不気味な笑みの“信長”加瀬亮らくせ者たち

　北野武監督の最新作『首』（11月23日公開）の場面写真がこのほど公開された。構想30年を費やし、制作費15億円を投じる戦国時代劇。場面写真は、信長の跡目を争う抗争に、それぞれの陰謀と秘めた野望に突き動かされた曲者たちが写し出されている。

　【動画】公開された『首』プロモーションムービー

　天下統一を掲げる織田信長（加瀬亮）を支える、明智光秀（西島秀俊）、羽柴秀吉（ビートたけし）ら、狂乱の戦国時代を生きる名将たちが一同に介する場面写真。

　自身の跡目の話を切り出す織田信長と、忠誠を誓った家臣たちが色めき立ち、自身の野望のため、そしてこの狂乱の世で生き延びるべく策略する姿、大きな葛藤と戦いながらも“本能寺の変”に向けて強大な渦に巻き込まれていく曲者たちの生きる姿を写し出している。不敵な笑みを浮かべ何かを企む羽柴秀吉、不気味な笑みで明智光秀に声をかける織田信長。

　普通ではない登場人物たちが追い求めるこの“首”にどれほどの価値があるのか？“世界のキタノ”が壮大なスケールで描く戦国エンタテインメント超大作に注目だ。

　また、本作の前代未聞となるムビチケの発売が決定となった。業界でも初となる、純金でできたムビチケとなり、その名も「ムビチケ GOLD」。純度99.99％の純金１ｇを使用して制作、購入者には本作の最速試写会に招待するという内容だ。