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 DC最新作『ザ・フラッシュ』が6月16日に世界同時公開される。プロデューサーを務めたバーバラ・ムスキエティはフラッシュが持つ唯一無二な魅力について“誰よりも人間的なところ”だと語った。

 本作の主人公フラッシュは、超高速で移動したり、自身の原子を高速振動させて物体をすり抜けたりすることができる“地上最速ヒーロー”。『ジャスティス・リーグ』では、ヒーローチーム“ジャスティス・リーグ”の最年少ヒーローとして初めて立ち向かう強大な敵に戸惑いながらも、スーパーマンやバットマンに背中を押されることで大勢の人質を次々と救出し大活躍。

 本作では、その超高速移動の能力を駆使して街の平和を守る活動で市民からも愛される立派なヒーローに成長している。

 そんなフラッシュについてバーバラは、「他のスーパーヒーローたちは皆、用心深くて強く、無敵でなければならないけれど、フラッシュはそんなスーパーヒーロー像とは真逆の存在です。フラッシュには愛とユーモアがあり、とてもオープンで、自虐的。誰よりも人間らしく、子どもらしさも併せ持つスーパーヒーローだからこそ皆から愛されるし、誰もが大人になっても隠し持つ“子供心”をくすぐるのだと思います」と、典型的なヒーローとは一味違うフラッシュの魅力を明かした。

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 そんなフラッシュは本作で、超高速で走り続けることで時空を超えて過去に戻ることが出来ると気付き、バットマン(演:ベン・アフレック)の忠告を無視して亡き母と無実の罪を着せられた父を助けるため“過去”に戻る。しかしその行動が“現在”に歪みをもたらし、世界が滅亡の危機に陥ってしまう…。

 フラッシュを演じたエズラ・ミラーは「この物語ではフラッシュの根本的な人間的らしさを見ることができます。フラッシュは痛みを抱えていて、過去の問題を解決しようとしています。そしてこれは、未来に待ち受ける無数の可能性と自分の中に絶え間なく存在する希望との間で揺れ動く、彼の旅路なのです」と明かし、スーパーヒーローとしての自分と、両親を救いたいと願う一人の人間としての自分の間で葛藤するフラッシュの人間味あふれる様子に注目してほしいと語っている。

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 本作では、そんなフラッシュが“過去を変えてしまった”ことによって、かつて『マン・オブ・スティール』(13)でスーパーマンが死闘を繰り広げ倒したはずの“最強の敵”ゾッド将軍が蘇ってしまい、世界が“破滅の危機”に直面する…。

 フラッシュはマイケル・キートン演じる“伝説”のバットマンと、スーパーマンのいとこであるスーパーガールら超豪華ヒーローたちと共に、絶体絶命のピンチに立ち向かう。果たして時空を超えて集結したスーパーヒーロー達の壮絶な闘いの行方とは!?

 全世界歴代興行収入6位の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)・2位の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の製作総指揮を務め、さらにDCでは『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』(21)でも圧倒的な作品を生み出すなどヒーロー映画を知り尽くすジェームズ・ガンが「DC ユニバース(DCU)の起点となる作品」と位置付け、DCUのゲームチェンジャーとなる本作。時空を超えて DC ヒーローたちが交錯する超速タイムループ・アドベンチャー『ザ・フラッシュ』は6月16日に世界同時公開。

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