三戸なつめ涙、デビュー日にポロリ“前髪切りすぎ隊”率いて行脚も
三戸なつめ率いる“前髪切りすぎ隊”が街中を闊歩
中田ヤスタカプロデュースでメジャーデビューするモデルの三戸なつめが8日、デビューシングル『前髪切りすぎた』の発売を記念して、女性20人からなる「前髪切りすぎ隊」を率いて原宿や渋谷を闊歩した。また、その後に行われたライブでは念願のメジャーデビューを迎え涙した。
「前髪切りすぎ隊」は、三戸と同じ前髪を切り過ぎた髪型をした女性20人からなる。全員同じ髪型に、おそろいの白・黒のボーダーシャツが街中を練り歩くと、「カワイイ」を連呼する若い女性やビックリしてあわててカメラを構える外個人観光客らが信号待ちのタイミングを見計らって、詰め寄りパニック寸前のにぎわいを見せた。
特に表参道の交差点の地下鉄出口からエスカレーターで前髪切りすぎ隊が一人づつ登ってくるシーンは鮮烈。行きかう人が新種のベルトコンベアーで三戸なつめが次々と増殖もしくは生産されてるかの様な錯覚に陥る、YouTubeでの人気映像も顔負けの超シュールかつユーモア溢れる光景となった。
この「前髪切りすぎ隊」は、原宿ラフォーレ向かいの“もしもしBOX”を出発し、渋谷の駅前を経由してセンター街までを練り歩き、渋谷駅前のスクランブル交差点など人込みの中でひと際注目をひいていた。
さらにこの日はデビューを記念して、タワーレコード渋谷店でライブを敢行。ライブ前には店の前に前髪切りすぎ隊を率いてビラ配りなどを行い、渋谷の待ち行く人々が驚きと共にこの“春の前髪祭り”を存分に楽しんだ。
前代未聞のライブで「前髪断髪式」
ライブイベントの中盤には前代未聞の「前髪断髪式」。タワーレコードのB1Fで行われた夜のライブイベントでは、前半はトーク。「デビューすると決まっても3月までは何となくフワフワしてたんだけど、4月になってから急に焦りだしてずっとドキドキしてる」など、デビュー前の心情を素直に話しファンを楽しませた。
中盤には、会場に集まった女子から抽選で選ばれた一人が壇上に上がり、ステージ上で前代未聞の「前髪断髪式」を行い会場は沸く。
そして、後半のライブではシングルに収録されている3曲を披露。17日公開の『恋する(ハートマーク)ヴァンパイア』主題歌「コロニー」、キャベツ太郎勝手に応援歌「きゃべつのやつの歌」で観客を十分に盛り上げた後、最後のデビュー曲「前髪切りすぎた」を披露する前だった。
「今日、わたしの夢が叶いました」「こうやってデビューして歌が歌えるのは、来てくれた皆さんの応援のお陰です、ありがとうございます」と言いながら、だんだんと涙声に変わり目には光るものが。日ごろ、小さい体に大きな笑顔で日本中の青文字系女子を照らしてきた彼女が泣いた。
それも、夢がかなった嬉し涙だった。会場に集まった彼女を応援する大勢の女子も、その涙を見てもらい泣き。一瞬しんみりとしたが、最後は「前髪切りすぎた」を元気いっぱいに披露して、ライブを締めくくった。
音楽ビデオを1曲で11本発表
現在、下北沢南商店街をジャック中だ。ヴィレッジヴァンガードではデビューキャンペーンを開催中。読者モデルとして数々の表紙や自己プロデュース本「なつめさん」を10万部に迫る大ヒットさせている、三戸なつめはこの日をもってプロの「歌手」として、大きな一歩を踏み出した。
中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースの楽曲とデビュー曲「前髪切りすぎた」1曲で11本のミュージックビデオを発表、更には全国ヴィレッジヴァンガードでの大規模な「プレデビューキャンペーン」や下北沢南口商店街では約50枚のフラッグが飾られ終日「前髪切りすぎた」が流れている“下北ジャック“をするなどして大いに話題となっている。
今後デビューを記念して全国各地にてイベントが行われる。