オリコンは、CDや映像のパッケージ作品や書籍の売り上げをシリーズ単位で集計した「オリコンシリーズ別ランキング」を新設した。

 同社ではこれまで、書籍枠で「コミックシリーズ別」と「ライトノベルシリーズ別」それぞれのランキングを発表してきた。映像作品への要望が多かったことから、対象を映像作品や音楽作品にまで広げた。

 同ランキングの特長は集計基準が、これまでの「商品単位」による売り上げではなく、「作品(シリーズ)単位」に設定している点にある。

 映画作品などにみられる繰り返し再発される商品の全ての売り上げを集計し、テレビアニメのような巻が分かれるものも各巻の売り上げ「作品(シリーズ)」として集計する。

 CDや映像、書籍の異なる3メディアの売り上げを合算することで人気のある作品の実態に迫る。ここでいうCDは、主題歌やサントラなどが含まれる。

 早速発表された13日付オリコン総合シリーズ(映像ソフト、映像関連CD、書籍)では、7億7690万円を記録した『ONE PIECE』が1位を獲得した。また、同時発表された2014年オリコン年間総合シリーズ別ランキングでは154億3740万円を売り上げた『アナと雪の女王』が1位だった。

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